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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の過越し/板倉邦雄

2015年07月22日 | Weblog
2015/7/22放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「主の過越し」という題でお話ししましょう。「主」とは神様の名前です。「過越し」とは英語でパスオーバー passover とも言えますが、トランプゲーム におけるパスです。

 さて主なる神様はモーセと兄アロンに言いました。「この四月をこの年の正月としなさい。この月の十日、一家族ごとに小羊一頭を取りなさい。小羊は傷のないもので一歳の雄でなければならない。そしてこの次の十四日の夕暮れに小羊を屠り、その血を取り、家の入口の二つの柱と家の鴨居に血を塗らなければならない。そしてその夜、小羊の肉を火に焼いて食べ、イースト菌の入らないパンと、エジプトでの苦役を忘れないように苦菜を添えて食べなければならない。しかも足に靴を履き、手に杖を取って旅支度をしたまま食べなければならない。これは主の過越しである。 この夜、主であるわたしはエジプトの国をめぐってエジプトの国にいる人と動物とのすべての初子を打つ。またエジプトのすべての偶像の神々に審判を行うであろう。わたしは主という名である。小羊の血はあなたがたがいる家々であなたがたにとってのしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたの上を過越すであろう。わたしがエジプトの国を打つとき、災害が臨んであなたがたを滅ぼすことはないであろう。」 (参照  出エジプト記 12章2~13節)

 さて、この主の過越しの出来事から約1400年後、洗礼者ヨハネはイエス・キリストを見て人々に言いました。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。」 (ヨハネ 1章29節)洗礼者ヨハネはイエス・キリストは主の過越しの小羊、屠られる羊だと言っているのです。私たちの罪のために身代わりとなり、十字架で尊い血潮を流してくださる神の小羊です。この十字架の血潮の元に逃れるすべての人々は一人も滅びることなく、永遠のいのちを得るのです。

 聖書のことばです。
 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」 ヨハネの福音書3章16節 (口語訳聖書)

 (PBA制作「世の光」2015.7.22放送でのお話より )

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