♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主を怒らせたマナセ王の非道/羽鳥頼和

2015年07月25日 | Weblog
2015/7/25放送
 
 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 旧約聖書列王記第二21章に、ユダの国のマナセ王が行なった悪について語られています。彼は偶像崇拝を行いました。国の各地にバアルの神の祭壇を建て、エルサレムの神殿の庭には太陽や月や星のための祭壇を建てました。そして神殿の中にはアシェラの神の祭壇を建てたのです。また彼は、神が行なってはならないという外国の慣わしを行いました。彼の行なった恐ろしい罪は彼にとどまりませんでした。国民も同じように罪を犯すようになったのです。そしてマナセの子アモンは王となって父と同じように罪を犯し続けました。罪は伝染病のように人々に伝染し、そして次の世代へと伝染していくのです。そしてその人に必ず死をもたらします。マナセの罪は神の怒りを引き起こしました。そして神の災いがマナセとユダの国の上にもたらされました。

 列王記はこのように、人の罪の恐ろしさを語っています。同じ出来事を記録している旧約聖書の歴代誌第二33章では、神の災いがもたらされた時のことをもう少し詳しく語っています。

 アッシリヤがユダの国に攻めてきたのです。そしてマナセは捕えられてバビロンに連行されてしまいます。異国の地で囚われの身となった彼は、自分の罪を悔い改めて神に祈ったのでした。神はマナセの祈りを聞き、彼はエルサレムに戻ることができました。そしてマナセは自分の建てた偶像のための祭壇をすべてぶち壊しました。マナセにとって神の怒りによる恐ろしい災いは、神に立ち帰る回心の機会となりました。そして神は彼の悔い改めを受け入れてくださったのです。

 自分の罪を悔い改めることは人に救いをもたらします。旧約聖書のイザヤ章55章7節に、悔い改めることのすばらしさが教えられています。
 「悪者はおのれの道を捨て、不法者はおのれのはかりごとを捨て去れ。主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。
 
 明日は日曜日です。神のもとに帰りましょう。お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.7.25放送でのお話より )
 
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