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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■最後の災い / 板倉邦雄

2015年07月15日 | Weblog
2015/7/15放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「最後の災い」という題でお話ししましょう。

 最後の災いとはエジプトの国中を襲った10番目の災いのことです。とうとう最後の災いとなるのです。最後の災いの中身は、はるかに深刻なものであり悲劇的なものでした。

 さてモーセはパロ王様の所へ出かけ、最後の災いを語り警告しました。
 「主なる神様は私にこう言われました。『真夜中頃、わたしはエジプトの中に出て行くであろう。エジプトの国の内ではじめに生まれた子どもはみんな死ぬことになる。王座に座っているパロの子どもを始め、奴隷の子どもに至るまで容赦はしない。それに家畜の初子もみな死に絶えるであろう。そしてエジプト全国に大いなる叫びが起こるであろう。このようなことはかつてなく、また再び起らないであろう。しかしイスラエルの人々に向かってはそのような災いは起こらないだろう。それは主なる神様がエジプト人とイスラエル人との間を区別するからである。』 」
 同じエジプトの国に住んでいるのに最後の災いを受けることが無い、というのです。その区別の分かれ目は何か、それは来週詳しくお話することにします。一言で言うならば、初子の身代わりに小羊を犠牲にするかしないか、この一点でした。

 ところで最後の審判という事を聞いたことがあるかもしれません。私たちすべての人が主なる神様から受ける審判です。その時、審判を免除されるかされないかの区別の分かれ目はただ一つです。小羊キリストの身代わりの十字架を信じるか信じないかです。聖書に、御子を信じる者は一人も滅びないで永遠のいのちを得る、と書かれています。

 『さて、最後の災いを目の当たりにするエジプト王様の家来たちはみな、モーセのところに来て平伏して懇願するであろう。あなたもあなたに従う民も皆出て行ってください、と。』
 
 それを聞いたパロ王様は鼻で笑うだけでした。モーセは激しく怒ってパロ王様の王宮から出て行ったのです。さあ、パロ王様と国民の運命はどうなるでしょうか

 (PBA制作「世の光」2015.7.15放送でのお話より )

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