♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■祈りは答えられる? / 関根弘興

2014年09月29日 | Weblog
2014/9/29放送

   世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。世の光を聞いてくださっている方から質問のお便りをいただきました。それは、「神様にお祈りをすれば神様は助けてくださるのでしょうか」という質問なんですねえ。そこで今日は、聖書が教える祈りということについてお話ししたいと思います。

 聖書が教える祈りの内容は少なくても六つあるんですね。一つは感謝がそこにあるということです。神様に心からの感謝をささげるんですね。生かされていることの感謝、新しい朝を迎えることができたことの感謝。祈りは神様への感謝がそこにあります。

 二番目は告白です。告白というのは自分の心を正直に打ち明けながら聖書に書かれている神様の約束を思い出し、「神様。あなたの約束のことばを信じ、歩んでいきます。」と、そういうふうにあなた自身の告白を神様に捧げるのです。

 三番目、それはあなたの願いを素直に神様に聞いていただくということです。病の時、辛い時、たくさんの問題に出あった時、そこから解決の道を祈り願い求めることはとても自然なことです。自由にあなたの願いを神様に聞いていただけたらいいと思うんですねえ。

 そして四番目は、執り成しということ。祈りは自分のことだけ祈るのではなく、他の人の最善を願い、祝福のために祈ることができるということです。

 そして(五番目に)賛美です。祈りの中に、「神様。あなたを心から誉めたたえます。賛美します。」と賛美が祈りの中にはあるんです。

 そして最後、六番目は沈黙です。これはことばを必要としません。神様の御前に静まり、心を静かにして聖書の約束を静かに黙想すること。これも大切なことなんですね。

 そして大切なのは、イエス様がこのように約束してくださったことです。「わたしはあなたがたがわたしの名によって求めることは何でもそれをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたがわたしの名によって何かを私に求めるなら、わたしはそれをしましょう。」と書かれています。ですから私たちは祈りの最後に、「イエス様のお名前によってお祈りします。」と、ことばを付け加えるんです。天においても地においても一切の権威が与えられているイエス様の名前によって祈ることができるというのはすばらしい事ですね。

 そして祈りの後にアーメンと言いますね。「それは本当です。その通りです。」という意味があるんです。祈った祈りはその通りです、真実です、ということですね。ですから私たちは天の神様に向かって自由にイエス様の御名を通して祈ることができるんです。あなたも祈って行きませんか?

 (PBA制作「世の光」2014.9.29放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする