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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■苦しみの日のとりで / 岩井基雄

2012年05月04日 | Weblog
2012/5/4放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 今日もご一緒に旧約聖書の詩篇59篇の16節を味わいましょう。早速お読みします。

 「しかし、この私は、あなたの力を歌います。まことに、朝明けには、あなたの恵みを喜び歌います。それは、私の苦しみの日に、あなたは私のとりで、また、私の逃げ場であられたからです。

 この詩篇59篇はイスラエルの王ダビデが先の王サウルが彼を殺そうと遣わした人々に見張られながら歌ったものです。すなわち敵に取り囲まれ命が狙われるような状況で作られた詩なのです。

 私たちも時々人生に行き詰まり様々な困難に取り囲まれて身動きが取れない状況に陥りますねえ。見えない敵に攻められ続けるような攻撃や圧迫を感じることもあります。あなたはいかがでしょうか。

 しかしダビデは四方八方を敵に囲まれる中で天を見上げ、暗闇を打ち破る朝明けの輝きを見つめながら神様を誉めたたえその恵みを歌うのです。

 私たちも行き詰まり困難に打ちのめされるような思いの中でこそ目を天に上げ、すべてを造られた神様の偉大さと力強さに心を向ける必要があるかもしれませんね。

 ではダビデはなぜ苦しみの中でも神様の素晴らしさと力を誉め歌うことができたのでしょうか。その理由を彼は次のように語っています。

 「それは、私の苦しみの日に、あなたは私のとりで、また、私の逃げ場であられたからです。

 神様は、命を脅かされ苦しみの中にあるダビデを支え、力ある御手で取り囲み、敵が彼に触れることがないように不思議な守りを与えられたのです。

 ダビデを守られた神様はあなたの心にも触れ、力ある平安と勝利を与えてくださいます。時には行き詰まり途方に暮れ失意を深めると共に、神様は一緒にいてくださいます。あなたを守り、助け、あなたの砦、あなた逃げ場となってくださるです。

 詩篇をもう一度お読みします。

 「しかし、この私は、あなたの力を歌います。まことに、朝明けには、あなたの恵みを喜び歌います。それは、私の苦しみの日に、あなたは私のとりで、また、私の逃げ場であられたからです。

 それではまた聴いてください。

   (PBA制作「世の光」2012.5.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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