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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■希望、忍耐、祈り / 関根弘興

2012年05月14日 | Weblog
2012/5/14放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日は最初にローマ人への手紙 12章12節のことばを紹介します。

 「望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。

 イエス・キリストを信頼し生きる生涯というものは望みを--希望を--抱きながら生きる生涯でもあると聖書は教えます。そしてそれは忍耐を学ぶ生涯でもあるんですねえ。ですからその傍らにはいつも祈りがあるんです。

 聖書は、イエス・キリストを信じればすべての艱難はなくなるとか、すべてがハッピーになる、問題のすべてはすぐに解決するなどとは約束いたしません。私たちの人生にはいろいろな苦しみや困難があるんです。しかし神様に信頼する者は決して失望に終わることが無いと聖書は約束してるんですね。確かに苦しいこと悲しいこといろんなことが人生では起こりますけども、決して最後の最後まで失望のままで終わらせることはしないと約束してくださってるんです。

 私たちはイエス・キリストが私たちの罪を背負い、あのむごたらしい十字架について死んでくださったことを聖書から知ることができます。そのことによって私たちの罪が赦され、またイエス・キリストは十字架で死なれ三日目に復活なさいましたね、それによってイエス・キリストは死を打ち破る命を(ご自分を)信じる一人一人に与えてくださると約束しています。キリストの命がけの十字架の愛と復活によって証明された永遠の命が与えられ生かされていくなら、それは私たちにとっての大きな希望の源となっていきますよね。

 キリスト教会の歴史を見ると、特にローマ時代においては多くのクリスチャンたちは迫害によって命を落としていきました。しかしそれにもかかわらず、ローマ帝国はクリスチャンたちを撲滅することはできませんでした。なぜなら迫害されたクリスチャンたちは苦しみの中で天を見上げ、永遠の希望・永遠の御国を見つめ生涯を閉じていたからです。

 迫害によっても彼らの永遠の希望を奪うことはできませんでした。逆に迫害があったにもかかわらず多くの人たちがクリスチャンになっていったんです。なぜならそこにはローマ政府が決して提供することのできない神様に愛されていることからくる心の平安や、赦され受け入れられ永遠の希望に生きることができる命が溢れていたからです。

 私たちの人生にはいろんな困難があるでしょう。でもイエス・キリストを信頼し生きていく中で希望を持ち艱難に耐え祈り続けていく生涯を神様はあなたに与えてくださるんです。

  (PBA制作「世の光」2012.5.14放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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