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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人間関係の基本は愛 / 関根弘興

2011年10月31日 | Weblog
2011/10/31放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。私たちはいろいろな関わりの中で生きてますが、時々難しいなと感じるのが人間関係だと思うんですね。人間関係はペケペケだ。このペケペケ・空白に文字を入れよ、という質問がありました。すると返ってきた答えは何と、人間関係はわずらわしい、面倒くさい、難しい、という返答が圧倒的に多かったんですね。どうも人間関係というと否定的なイメージを感じてしまう人が多いようですね。でも人間関係は難しい・煩わしいと多くの方は考えるんですが、それでは人との関わりなしに生きていけるかというと、そうはいかないわけです。みんな孤立することを嫌いますし、孤独から逃れたいと願うわけですね。

 聖書には人間関係の基本をこのように記しています。
 「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ。」(参照 レビ記 19章18節、マタイ19章19節、マタイ22章39節、マルコ12章31節、ルカ10章27節、ローマ13章9節、ガラテヤ5章14節、ヤコブ2章8節) 人間関係の基本は愛することだという訳です。

 ある広告代理店が、あなたの好きなことばは何ですか、というそのことばの調査をしました。すると上位に「真実な愛」ということばが来たそうです。 面白いですねえ、「愛」ということばにわざわざ「真実」ということばをつけているんです。愛とは本来真実だからこそ愛なんです。どうも愛ということばにさらに真実をつけないと真意が伝えられないということなんでしょうね。

 愛と一体何でしょう。愛の中には二つの愛があるそうです。一つは「だから」の愛というもの。これはあなたが金持ち「だから」愛しましょう。あなたが美人「だから」愛しましょう。私によくしてくれた。「だから」愛しましょう。このように「だから」ということばが愛の前に付くのです。

 しかしもう一つの愛は「でも」の愛というものです。あなたが病気「でも」愛しましょう。あなたが疲れ、困難な時「でも」愛しましょう。成績が良くても悪くても何かができてもできなくても、「それでも」愛しましょう、という「でも」の愛。これは無条件の愛の姿なんです。

 聖書は私たちに素晴らしいことを教えています。それは天地を創造された神様があなたに注いでいる愛は「だから」の愛ではなく、無条件の「でも」の愛だ、と言うんですねえ。ローマ人への手紙5章8節 「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」 こう書かれています。聖書は、あなたが罪人であった時、いやあなたが神様に敵対しているようなとき、あなたのために命を捨ててくださる大きな愛を神様はイエス様を通して示してくださったと教えています。人間関係の基本は愛です。そしてこの愛の出発はこの神様の愛から始まるんです。

 (PBA制作「世の光」2011.10.31放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 



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