♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■決して あなたを捨てない  / 山中直義

2011年10月18日 | Weblog
2011/10/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。生きる目的を見失い、孤独と虚無感に囚われて力を失っているそんな方にぜひ聴いていただきたい聖書のメッセージがあります。

 「あなたがどこへ行っても、・・・、決してあなたを捨てない。」(創世記 28章15節) この神様の語りかけに共に耳を傾けたいと思います。


 旧約聖書創世記28章に力を失ってたたずむヤコブの姿があります。このヤコブは神様の愛、神様の守りと導きを信じることができず、自分の思いのままに生きてきた人物でした。そして人を傷つけ、自分も傷つけ、とうとう取り返しがつかない罪を犯して家族から離れて独りきりになったのでした。住みなれた土地も離れ、孤独と虚無感に囚われて力なくさまようヤコブ。そのヤコブがある夜不思議な夢を見たと言います。

 彼が見ると、一つのハシゴが天から地に向けて立てられていました。そして神の使いたちがそのはしごを登りくだりしていたのです。このはしごはヤコブに、神様が彼を決して見捨ててなどいないということを、いや目に見えない所で彼を守り導こうとしておられたということを知らせるものとなりました。

 神が私たちを決して捨てず私たちを守ろうとしておられる。このことはイエス・キリストの十字架によってはっきりと私たちに示されたと聖書は言います。イエス・キリストの十字架、それは私たちに、神が私たちを決して捨てないということ、目に見えない所で私たちを守り導こうとしておられることをはっきりと示すものだと聖書は教えています。

 神様はあなたから決して遠く離れてはおられません。いやむしろ目に見えない所であなたを守り導くことを願い、もしあなたが願うならあなたと共に歩んでくださる。それが聖書の神様です。

 不思議な梯子を見つめていたヤコブに向けて語られた聖書のことば、ヤコブに語られた神様のことばをお読みします。
 「見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、・・・、決してあなたを捨てない。」(創世記 28章15節)

 「あなたを決して捨てない。」 そう約束してくださる神様とあなたも共に歩んでみませんか? 

    (PBA制作「世の光」2011.10.18放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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