2011/10/28放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
フランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーは日本でもよく知られる人気画家の一人ですね。1814年北フランスの寒村グレヴィル(※フランスのノルマンディー地方グレヴィルの村グリュシー)で生まれたミレーの画家の人生は熱心なクリスチャンであった祖母から大きな感化を受けたそうです。ロマン・ローランによると、ミレーの祖母は神の中にすべての物を見、自然の風物や人生の出来事をすべて神と結びつける人物で、その影響はそのままミレーの作品に現れているとも言われています。
ミレーは30代前半の頃から農民の生活を主題として描き始め、パリのオルセー美術館にある有名な『晩鐘』は彼が45才の時に完成した作品です。たそがれの迫る畑で一日の終わりに教会の鐘に合わせ静かに祈りを奉げる農夫夫妻の姿それは祖母から教えられた祈りの姿であり、ミレーの幼い頃の思い出から描かれたとされています。またこの夫婦の足元には彼らの子供の棺のようなものがあり、この夫婦は様々な悲しみを通り、それを共有してきたのではないかという説もあります。ミレー自身も実際の結婚の中で、様々な苦労や痛みを通ってきましたが、その痛みがあったからこそ彼は真実な人間の姿、農民の姿、そしてその祈る姿を描いたのでしょうね。彼の心には、神の御命令に忠実に生きなさい、という祖母の教えがいつも響いていたのかもしれません。
神は私たちに人の前ではなく神の前に生きること、苦しみや悲しみの中でも神に祈りを捧げ誠実に歩むことを求めておられます。
聖書は言います。
「最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。」 新約聖書 ピリピ人への手紙 4章8節
あなたもこの神様の大きな愛によって生かされ、真実に生きること、また苦しみの中からどんな中にあっても神の前を歩む人生を歩み出しませんか? 神様はあなたの人生を本当に真実に誠実に生きるものと変え続けてくださいます。
(PBA制作「世の光」2011.10.28放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
フランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーは日本でもよく知られる人気画家の一人ですね。1814年北フランスの寒村グレヴィル(※フランスのノルマンディー地方グレヴィルの村グリュシー)で生まれたミレーの画家の人生は熱心なクリスチャンであった祖母から大きな感化を受けたそうです。ロマン・ローランによると、ミレーの祖母は神の中にすべての物を見、自然の風物や人生の出来事をすべて神と結びつける人物で、その影響はそのままミレーの作品に現れているとも言われています。
ミレーは30代前半の頃から農民の生活を主題として描き始め、パリのオルセー美術館にある有名な『晩鐘』は彼が45才の時に完成した作品です。たそがれの迫る畑で一日の終わりに教会の鐘に合わせ静かに祈りを奉げる農夫夫妻の姿それは祖母から教えられた祈りの姿であり、ミレーの幼い頃の思い出から描かれたとされています。またこの夫婦の足元には彼らの子供の棺のようなものがあり、この夫婦は様々な悲しみを通り、それを共有してきたのではないかという説もあります。ミレー自身も実際の結婚の中で、様々な苦労や痛みを通ってきましたが、その痛みがあったからこそ彼は真実な人間の姿、農民の姿、そしてその祈る姿を描いたのでしょうね。彼の心には、神の御命令に忠実に生きなさい、という祖母の教えがいつも響いていたのかもしれません。
神は私たちに人の前ではなく神の前に生きること、苦しみや悲しみの中でも神に祈りを捧げ誠実に歩むことを求めておられます。
聖書は言います。
「最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。」 新約聖書 ピリピ人への手紙 4章8節
あなたもこの神様の大きな愛によって生かされ、真実に生きること、また苦しみの中からどんな中にあっても神の前を歩む人生を歩み出しませんか? 神様はあなたの人生を本当に真実に誠実に生きるものと変え続けてくださいます。
(PBA制作「世の光」2011.10.28放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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