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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主により頼み生きる /関根弘興

2011年05月30日 | Weblog
2011/5/30放送

 世の光の時間です。お元気お過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日も一日さわやかに過ごしたいですね。

 旧約聖書の箴言のことばを今日は紹介します。3章5節、6節 
心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

 私たちの人生にはいろいろな困難があり、こんなはずではなかったという出来事等、ま、いろいろなことが起こってきます。そんな中で私たち一人一人が主により頼む、神様を信頼して生きるということの大切さを聖書はいつも教えています。そして主により頼む、神様を信頼して生きるということはあなたの行くところどこにおいても神様を認めることでもあるんですよ、と教えているんですね。どこに於いてもです。順風万帆な時は神様を認めることは容易なことでしょう。しかし人生の最も困難な時に主を信頼すること、神様を認めることは難しいことかもしれません。

 あなたは聖書のヨブ記を読んだことがありますか? 正しい人ヨブが苦難の中に着き落とされてしまうという出来事が記されているんです。その苦難は壮絶なものでした。財産をすべて奪われ、息子娘達を失い、おまけに全身が悪性の腫れ物に覆われてしまうという、ひどい病に侵されてしまうんです。友人はその姿にことばを失う程でした。ヨブはそれでも神様を呪う事はしませんでしたが、自分の生まれた日を呪った、と書かれています。それはどんなに大きな大きな苦しみだったでしょう。人はどうして問題や不幸が起こるのか。その原因を探ろうとします。また余りにも大きな痛みや苦しみ悲しみの中にいると、神様はどこにもおられないではないかと絶望してしまうことがあるかもしれません。ヨプも葛藤しました。

 しかしヨブ記38章から変化が生じてきます。こう記されているんです。

 主は嵐の中からヨブに答えて仰せられた。
  知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。・・・わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。


 神様は嵐の中からヨブに答えてくださいました。とても象徴的です。嵐というその状況は、神様はここにはおられないと思ってしまうような状況だからです。でも私たちの神様はその嵐の中で語られる神様なんですね。あなたを励まし助けようとされる神様がいてくださること知ってください。

 (PBA制作「世の光」2011.5.30放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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