♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は男女を祝福された /板倉邦雄

2011年05月25日 | Weblog
2011/5/25放送


世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。

 今日は「神は男女を祝福された」という題で話しましょう。まず始めに哲学者ソクラテスのことばを紹介しましょう。「君は結婚するのが良いか、或いは結婚しない方が良いか。いずれにせよ君は後悔するだろう。」

 では創世記1章28節のことばから、男と女の結婚についてお話しします。次のようなことばです。
 神は彼ら(男と女)を祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。 (口語訳聖書)

 まず第一に、男女の結婚は神様が定めて祝福してくださった制度です。人間が作った制度でも、まして社会や国家が定めた制度でもありません。創造の神、摂理の神様がたてた制度で、神様が二人の男女を祝福してくださったのです。

 次に結婚の目的が書かれていました。一つは出産と子育てですね。「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」 出産は苦しいし、子供を育てるのはもっと大変です。ですから結婚しても子供は産まない、自分たちの互いの人生を楽しもうというカップルもいますね。しかし、40代頃になってやっぱり子供が欲しいと願っても授からないで悩む夫婦もおられます。神様が男女を合わせて結婚させる目的は出産と子育てなのです。

 結婚のもう一つの目的は、男と女が協力してこの地を治め管理するという労働です。「地を従わせよ。地の動植物を治めよ。」とありました。男と女に神様は言われています。ですから結婚はお互いの幸せのためにあるのではありません。私たちは神様に代わってこの地球全体を治め管理する労働者なのです。すべての生物と共に生きてゆく。そして管理してゆく。そのことが結果として結婚の幸せになるのです。子を産み育てることも男女の労働です。労働ですから苦しいし疲れます。牧畜や漁業そして農業も労働です。多種多様な働きも現代は労働です。

 世界は神のもの。私たちの結婚は神の秩序に従って営んでいきたいものです。

  ( PBA制作「世の光」2011.5.25放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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