♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■御名があがめられますように / 福井 誠

2011年05月12日 | Weblog
2011/5/12放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「御名があがめられますように」です。それではマタイの福音書6章9節から読んでみましょう。

 「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。

 「あがめられますように」ということばはギリシャ語では「聖別する」とか「区別する」といった意味があります。つまりこの箇所は直訳しますと、「御名がきよまりますように。御名がきよいものとして区別されますように。」という意味です。
 
 しかしそれでは何か、汚れている神様が聖なるものとされますようにと言う感じに聞こえますねえ。神様はもともと、聖なるお方なのですからそういう意味てであるはずはありません。むしろ御名がきよまりますようにというのは、「聖なるお方が聖なるものとして区別されますように。神が神としてからあがめられますように。」ということなのです。

 なぜこんな祈りをするのか。それは人類の歴史は御名をけがす歴史であったからです。神の御名を否定し、神を認めず、神をいやしめる歴史であったのですねえ。そしてその頂点が2000年前のイエス・キリストを神の御子として認めず十字架に架けるという行為だったわけです。事実今もなおこの世をお造りになった神様がおられると一生懸命神様のことを伝えても人々は神様の存在を認めようとはしません。神を神としてあがめることをなかなかしないわけですね。

 私自身もかつては聖なる方を聖なるお方として認めませんでした。神を神としてあがめなかったものです。しかし今は悔い改めて、神を神としてあがめる者になりました。「御名があがめられますように。」とようやく言える者になった訳です。となるとこの祈りはクリスチャンとしての原点を確認し告白することばでもあるのですねえ。

 あなたは今、「御名があがめられますように。神が神としてあげられますように。」と心から言えるでしょうか。ぜひ父のように心配し、あなたの祈りに耳を傾けてくださる神様をヘリ下って神様として認める歩みをしていただきたく思います。
 
  ( PBA制作「世の光」2011.5.12放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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