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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■苦しみを乗り越えて /関根弘興

2011年05月02日 | Weblog
2011/5/2放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 今日も最初に聖書のことばを紹介しましょう。第一ペテロの5章10節。
 「あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 聖書の神様は私たちの人生に無関心で冷酷な神様ではありません。この方はあらゆる恵みに満ちた神様だと聖書は教えています。それは私たちがたとえ苦しみに遭ったとしても完全にし堅く立たせ、強くし、不動のものとしてくださると約束されているんですねえ。苦難はあなたを完全にするとありますが、この完全ということばはもともと「回復」ということはです。普通は、そうですねえ骨折した時その骨折がだんだん治っていくそんな様なときのことばだそうです。私たちは人生につまずいてそれだけではなく心が折れてしまうようなそんな辛い経験をするものです。でも神様は回復してくださる、癒してくださると約束されているんですねえ。

 聖書の人物をよく見てください。誰もが落胆の経験を持っています。失敗もあります。挫折もあります。試練もあります。もうだめだと意気消沈させてしまう出来事が沢山出てきます。しかし神様はそうした出来事を通してあなたをだめにしてしまうのではなくあなたを回復させてくださる神様だと教えています。
 
 詩篇の119篇に「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。」ということばが出てきます。なかなか語ることのできないことばですよね。でも人生を振り返ったとき、あの苦しみがあったからこそ私の人生は回復されていったのだと思わされるそんな人生でありたいと願います。

 しばらく前になりますが一人の方の所にお見舞いに行きました。決して軽い病状ではありませんでしたが、その方がこう言われたのです。「もし私の病気が軽いものなら、神様を求めることなどしなかったでしょう。すぐ良くなって遊び回ってますよ。でもあまり病気が重すぎたら苦しみのあまり神様を恨むことはあっても求めることはしなかったでしょう。神様はちょうどよくしてくださったんです。最近神様は私を愛しているなと感じることがあるんですよ。」 この方は一月後に洗礼を受けられ、その1一月後に天に召されました。苦しみは誰も襲うものです。でも安らぎを与えてくださる神様を信頼していきましょう。

 (PBA制作「世の光」2011.5.2放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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