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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■男と女とに /板倉邦雄

2011年05月18日 | Weblog
2011/5/18放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

今日は「男と女とに」という題でお話ししましょう。創造の冠と言われる男と女について、創世記1章から続けて見て行きましょう。まず創世記1章の27節を朗読します。

 「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。


 男性と女性とは全く同じように神のかたちに造られているのです。この一点において男性も女性も平等でしょう。では神のかたちとはどのようなかたちでしょうか。どうも目に見えるかたちではないようです。「かたち」のヘブル語は「裁断されたもの」という意味です。聖書では「神のかたち」とは真の義と聖と言っています。真の正義と清潔さを男女は備えていたのです。

 次に神のかたちとは真(まこと)の知識と聖書で言われています。男女とも真の知性が刻みこまれているのですね。ですから、神のかたちとは知性と道徳性と意志と言って良いでしょうか。人間の心は知と情と意の三つの領域で構成されていると言われています。

 男性と女性が他の動植物とは違って、神のかたちに造られたということは何と素晴らしいことでしょう。そこには男女の区別や差別はありません。人と自分を比べる必要はありません。創造者である神様の前に皆平等なのです。尊く価値あるものなんですね。

 私のことを少しお話しましょう。私は17才の高校生の時でした。友人が鉄道へ飛び込み自殺をしたことによって、私は人生への大いなる目覚めを経験しました。人はなぜ生きるのか、人生の目的は何か、目的地のない旅行をしているような虚しさと寂しさを味わっていました。自分のこの世における存在価値も全くわかりませんでした。そのような悩みの中で聖書に出会い、キリストの教会へ行くようになりました。創世記のことばを通して私は神様のイメージをもって神に造られた最高の作品であることを知らされました。失敗作ではないんだ。神様によって造られた尊いものなんだということを知らされたのです。私は神様のために生きる決心をいたしました。18才の春でした。

  ( PBA制作「世の光」2011.5.18放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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