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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は永遠である

2010年08月12日 | Weblog
2010/8/12放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「神は永遠である」です。 それでは詩篇の90篇の2節から読んでみましょう。

 「山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。

 聖書は、神は天と地を創造した方であると言います。 まさに山々が生まれる前から存在していた、初めも終わりもない永遠の存在であるという訳ですねえ。

 私たちの世界では何事にも始まりがあり終わりがあります。 ですから、初めも終わりもない永遠の神というのは理解しがたい所がありますねえ。

 教会学校では時々、「神様を造ったのは誰?」と質問する子どもがいます。 何事にも初めがあるのだったら、神様の始まりはどうだったんだろうか。 この世界が神様に造られたのだったら神様は一体誰に造られたのだろうか、という訳です。 

 しかし造られるようなものが神様であるはずがありません。神様は造られないからこそ神様であり得るのでしょう。 この世があろうとなかろうと神様は自ら存在する。 神様を信じる人間がいようといまいと永遠に存在し続けるのです。 この世のありとあらゆるものから区別され、何ものにも依存せず、何ものにも影響されずに存在するお方です。

 むしろ永遠の今を生きる神様は、私たちの始めと終わり、人類の歴史の始めと終わりを定められるお方なのですねえ。 

 私たちは神に定められた時間の枠の中で生きています。 あと二十年、あと十年、と時間のリミットを感じながら生きています。 しかも私たちはその人生のすべてを知り尽くすことができないでいます。 私たちは、神のように「一日は千年のようであり、千年は一日のようである」(1ペテロ3章8節参照)という時間の流れをまったく考えずに生きる、ことはできません。 そしてある時代の一時期に現れては消えていく泡のようなはかない存在であるのに、その一生を迷いながら生きているものです。 

 しかし、永遠に生きておられ、私たちの人生の始まりと終わりを定められる神は私たち一人ひとりの一生を既に良く知っておられます。 神はこれから50年先であっても私たちに何が最善であるかを分かっておられます。 だからこそ神に人生を導いていただくように神を信頼して生きることは大切なのです。 神様を信じましょう。
 
  ( PBA制作「世の光」2010.8.12放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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