♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■似た者夫婦

2010年08月07日 | Weblog
2010/8/7放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 「似た者どうし」ということばがあります。 長年一緒に歩んでいると徐々に相手に似てくるということですよね。 

 さて、旧約聖書創世記に登場するアブラハムとサラという夫婦も似た者どうしであったということができます。 創世記17章、18章からのお話しです。

 アブラハムが100歳、サラが90歳になった頃、神様からのことばが二人にありました。 老夫婦となった彼らに男の子が生まれるというのです。 

 最初にこのことばを一人で聞いたアブラハムはその内容を信じることができず、つい笑ってしまったと言います。 さてそれからしばらくして同じことばが妻のサラにも語られました。 そのとき彼女もまた同じように笑ってしまったと聖書は言います。 

 サラがアブラハムから強い影響を受けていたことが分かります。 ある意味ではこれまでサラはアブラハムの陰に隠れた信仰生活を歩んできました。 しかしこの時、神様を信じることができずに笑ってしまったこの時、サラは生まれて初めて神様との直接的な関わりを持つようにと導かれていきました。 

 神様はおっしゃいました。 「サラはなぜ笑うのか。主に不可能なことがあろうか。」 アブラハムの陰に隠れて信仰生活を営んでいた時、彼女は自分自身の不信仰という問題を明確に意識することはありませんでした。 しかしやがて時が至り、サラもまた神様との個人的で親密な関わりへと導かれていったと聖書は言います。

 神様を信じて歩む時、私たちは様々な人と共に歩み大きな影響を受けます。 ですが、そんな中にあっても一人の人として直接的に神様と関わることを神様はいつも願っていてくださいます。 誰かを通してということばかりではなく、あなたが直接に聖書を読み、直接に神様に祈る、そのことを神様は願っておられるのです。

 あなたが神様と共に歩むそのとき、あなたは少しづつ神様に似た者として変えられていくのです。 

 聖書のことば

 「たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。」新約聖書 コリント人への手紙第一 3章7節

        (PBA制作「世の光」2010.8.7放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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