♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■苦しみの先にある希望

2010年08月21日 | Weblog
2010/8/21放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 できるならば苦しみ・悲しみ・痛みは避けて通りたい、それが私たちの偽らざる思いではないでしようか。 しかし神様は時に敢えて私たちを苦しみへと導かれることがあります。 マルコの福音書10章33節34節にこんなことばがあります。 イエス様のことばです。 

 「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。彼らは、人の子を死刑に定め、そして、異邦人に引き渡します。すると彼らはあざけり、つばきをかけ、むち打ち、ついに殺します。しかし、人の子は三日の後に、よみがえります。」(マルコ 10章33、34節)

 イエス様とその弟子たちはエルサレムに向かっていました。 そしてイエス様はそのエルサレムで十字架にかかられるのです。 

 聖書を読むとイエス様が弟子たちを熱心にエルサレムへと導いていたことが分ります。 このエルサレムという場所はこの弟子たちにとっては喜び楽しみの場所ではありませんでした。 そこに行くことで愛するイエス様が十字架につけられてしまうということ。 また自分たちもこのイエス様を裏切ってしまうということを体験しなければなりませんでした。 しかしイエス様は敢えて弟子たちをそこへと、苦しみへと導かれました。 なぜならばその苦しみを通してでしか分らないことが弟子たちにはあったからです。

 自分の弱さ、また自分の罪ということをはっきりと知らなければ知ることができない大切な希望があります。 このラジオを聴いてくださっている方の中にも今、苦しみ・悲しみ・痛みの中を通っておられる方があるかも知れません。 しかし神様はあなたから遠く離れてはいない、と聖書は言います。 いやイエス様はあなたのすぐそばにいて、あなたに慰めと励ましのことばを与えてくださるお方だと聖書は言います。

 イエス様は言いました。 
 「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。

 あなたが体験する苦しみも悲しみも痛みもわたしは共に味わおう、そしてその苦しみの向こうにあなたに希望を与えよう、と語っていてくださいます。 どうぞイエス様のことば、慰め、励まし、希望のことばに耳を傾けてください。 その苦しみの先にある希望が必ずあるのです。 

       (PBA制作「世の光」2010.8.21放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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