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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あわれみの源

2010年08月13日 | Weblog
2010/8/13放送

 世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。 今日も旧約聖書の詩篇から先週と同じ41篇の1節と2節を味わいたいと思います。

 「幸いなことよ。弱っている者に心を配る人は。主はわざわいの日にその人を助け出される。主は彼を見守り、彼を生きながらえさせ、地上でしあわせな者とされる。

 先週同じ箇所から、自分のこと以上に弱っている人々を心から憐れみ、心を配る方の幸いを一緒に学びました。 
 
 今日は特に神様からの祝福に目を留めてみたいと思います。 この箇所には、弱っている方々を心から憐れみ、心を配る方の祝福が四つ記されています。 

 第一に、災いの日にその人を神様が助け出す、とあります。 苦しみに遭わない、というのではありません。 たとえどのような苦しみや葛藤があろうとも、神様はその人をその痛みの中から助け出してくださるのです。 

 第二に、神様が彼を見守ってくださいます。 愛である神様がその人を見守るということは、どれほど力強いことでしょうか。

 第三に、彼を生きながらえさせる、とあります。 もちろん、病にならない、ということではありません。 次の3節には、「主は病の床で彼をささえられる。」とあるからです。 病の床にあって、そこで神様の恵みを知り、力強い支えを経験することができるのです。

 そして第四に、彼を地上で幸せな者とされる、とあります。 たとえ苦難に満ちたこの地上の生涯にあっても、神様の祝福がその人を包み、変わることなく内側から溢れる平安と幸いがその人を満たすのです。 なぜなら、他の人を憐れむ者には神様が豊かに哀れんでくださるからです。 

 新約聖書ルカの福音書6章36節にはこうあります。 
あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。

 あなたが他の人を愛し、憐れむその力の源は、憐れみ豊かな神様の愛にあります。 自分の力では真に人を愛せないことを認め、神様からの愛と憐れみを受け取りませんか? 神様はああなたを愛しておられます。 その時に私たちは真の愛の人、心から人を愛する人へと変えられていくからです。 

   (PBA制作「世の光」2010.8.13放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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