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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■私たちを生かすキリストのことば

2010年08月02日 | Weblog
2010/8/2放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 えー、よく今日は何の日っていうのがありますけれども、今日8月の2日はですねえ、ある有名な手紙が書かれた日なんだそうでして、その手紙の書いた人はジュリアス・シーザーという方ですね。 とっても短い手紙で、戦闘の勝利を伝えるものなんだそうですけれども、文面は「来た、見た、勝った」っていうこれだけのことで、まあ紀元前47年の8月2日、ゼラという町からローマ宛てに書いた手紙だというふうに言われているんですね。

 このシーザーって人は、カイサルとも言われたりしますけれども、彼はまあ武将であるだけでなくって、弁舌や文章にも優れていた方のようでして、彼のことばがいろいろこう今でも残っているんですね。 有名なことばに「賽(サイ)は投げられた。余はルビコンを渡る。」とかですね、「ブルータスよ、お前もか」っていうふうに、部下に裏切られた時に使ったそのことばとかが、今も二千年経っている訳ですけれども、それが使われているってのはすごいことだなあというふうに思ったりするんですねえ。

 しかし考えてみますと、二千年前に書かれた手紙が今も永遠のベストセラーというに言われて読まれている、それが聖書ですねえ。 新約聖書を見ますと、もう大部分が手紙ですよね、手紙集ですよね。 その二千年前に書かれたようなその手紙が今も世界でベストセラーとして読まれている。 それを読むことによって日々生かされているという、励まされている、慰められている、力づけられている。 不思議なことは、それが聖書だということを改めて思うんですね。

 そしてそのシーザーが「ブルータス、お前もか」っていうふうに裏切られて言ったことばも有名な訳ですけれども、イエス様も周りから裏切られて、結局捕らえられて十字架につけられて。 しかし十字架の上で「お前たち、裏切ったな」なんてそんなことはおっしゃらないで、「父よ、彼らを赦してやってください。 彼らはその為すところが分からないでいるのです」(ルカ 23章34節参照)というふうに弁護するようにして祈ってくださったその祈り、そのキリストの十字架における赦しの祈りが、どんなに多くの人々に慰めを与え、心に安らぎを与えていることか、ですね。 そして「すべてが終わった」って、その償いのわざは全部完成したという宣言をもってこの地上の生涯を終えられた訳ですけれども、イエス・キリストのことばが二千年経って私たちにいのちを与え、力を与えてくれるってことは素晴らしいことだな、改めて思います。

  ( PBA制作「世の光」2010.8.2放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ

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    このサイトのURL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。 


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