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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■信じ受け入れ生きる

2010年08月03日 | Weblog
2010/8/3放送

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も爽やかに一日を過ごしていきたいですね。 

 聖書の福音書の中にですねえ、一所懸命頑張って、ま、いろんなものを手にしたけれど何かが足りなくて夜こっそりとイエス・キリストのもとにやってきた人が紹介されています。 その人の名前はニコデモという人です。

 ニコデモというのは征服者という意味のある勇ましい名前なんですねえ。 ま、子どもの名前というのはこんな人間になって欲しいという、ま、親の期待が込められている訳です。 ニコデモはですねえ、名前の通り名に恥じないユダヤの指導者になりました。 当時の最高議会のメンバーにもなりました。 そして彼は宗教的には大変厳格なパリサイ派に属し、ま、宗教的な決まりを守ってほんとにきちんとした生活を送っていたんですね。 ですから、ま、教育においても宗教的な面においても政治的な面においても大変尊敬されていたその人物がニコデモでした。 そして彼は段々だんだん年をとり、ま、高齢の時を迎えていた訳ですねえ。 人から見れば尊敬され言うことなしの人物でした。

 そんなニコデモが夜、こっそりイエス・キリストに会いにきた、その時の出来事がヨハネの福音書という所に記されているんです。 まあニコデモはいろいろんものを得て、いろいろなものを征服してきたような人生です。 しかし実は彼には得られなかったもの、征服できなかったものがあったようです。 それは自分の心の中を見るとどうも拭い切れない後ろめたさや、私は本当にこのまま神の国に入れるんだろうかという永遠の世界へのとまどいを持っていたようなんですねえ。 彼は自分の中にある不安を自分の力で拭うことができませんでした。
 
 そんなニコデモにイエス・キリストはこう言われたのです。 「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」(ヨハネ 3章3節)

 「新しく生まれなければ」とイエス・キリストはおっしゃったんですねえ。 一体これはどういことでしょうか。 

 聖書には、イエス様が救い主であると信じる者は誰でも神によって生まれたのだ、と語っているんです。 ということは、救い主を、イエス・キリストを信じて生きることが神によって新しく生まれることなんだ、と聖書は教えているんですね。 

 信じることは努力ではありません。 修行や善行を重ねるということでもありません。 あなたの宗教的なお勤めでもありません。 信じるとは、その約束を受け入れ生きていくことなんです。 イエス・キリストを信じるとはイエス・キリストの与える罪の赦しを、死で終わることのない永遠のいのちを信頼し、生きていくことなんですね。 

 (PBA制作「世の光」2010.8.3放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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