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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■変わることのない神のことば

2009年06月25日 | Weblog
世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。

 今日のバイブル・ルッセージは「変わることのない神のことば」です。 それでは聖書の中のペテロの手紙第一 1章24節、25節から読んでみましょう。
 「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。

 ローマ皇帝のディオクレティアヌスは紀元303年、すべての聖書を廃棄するように定める法令を出したと言います。 キリスト教徒というのは聖書を信じる者なのだから、というので聖書を廃棄すればキリスト教徒も根絶できる、と考えたのです。 この計画はうまくいくように思われたのでしょう。 ディオクレティアヌスはその法令を出した後で、ラテン語で「クリスチャンの名は抹消された」と書かれた記念碑を建てたと言われます。 しかしその後、10年もせず紀元312年、ディオクレティアヌスに替わってコンスタンティヌスが皇帝となり、実にキリスト教が国教として認められる大逆転が起こったのでした。 

 さてコンスタンティヌス帝から1400年経ってから、フランスの無神論者ヴォルテールが「これから100年後には物好きな古物蒐集家(こぶつしゅうしゅうか)が持っているのは別として、聖書というものはこの地上から消えてしまうだろう」と大胆な予告をしたというのです。 ところがヴォルテールが他界してから20年後、ジュネーブ聖書協会は聖書を印刷するために彼の家を購入したのでした。 聖書の滅亡を予告したヴォルテールの家は聖書を保管し、ヨーロッパ中に配付するイギリス外国聖書協会のパリ本部になったのです。 

 聖書というのは本当に不思議な書物ですねえ。 人間の歴史の中で度々抹殺されそうになりながらも生き延びてきました。 また「こんな宗教書、時代遅れになって誰も見向きもしなくなるだろう」と思う人があっても、相変わらず世界のベストセラーとして親しまれています。 そして「草は枯れ、花はしぼむ。しかし神のことばは決して変わることはない」(イザヤ書 40章8節参照)とあるように、書かれた神のことばは永遠に変わることなく伝えられてきました。 そんな不思議に満ちた書物の内容をあなたにもぜひ確かめていただきたいと思います。

  (PBA制作「世の光」2009.6.25放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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