世の光の時間です。 お元気でしょうか？ 村上宣道です。
えー、ある時にですね、ハンバーガー屋さんでハンバーガー食べてました。 で、小さなテーブルで若いカップルと相席になったんですね。 で、一人の女性の方が前の男性に向かって「ねえ、私のこと愛してる？」ってこう聞いたんですね。 何でハンバーガー屋さんで愛の告白なんか聞くんだろうと思ったんですが、「うん、愛してるよ」って言うんですねえ。 「ほんと？」「ほんとだよ」「だったら私のこと、愛してるしるしに指輪買ってくんない？」って言った。「指輪？ ああいいよ、そんなの」 「私のねえ誕生日は4月なの。4月の誕生石はダイヤモンドなのよねえ。だからダイヤモンドの指輪買ってくんない？」って。 その男性は「ダ、ダイヤモンド？！」って大きな声を出してね、「俺今しけてんだよ、ダイヤモンドはちょっと無理だよ」って。「でもピンからキリまであるんだからダイヤモンドお願い、買って！」って言うんですけれど、「だからさあ、ほかのだっていいじゃん」って、もう何べん言っても「いや今俺大変だから」ってこう言う。 そしたらその女性が「さっき私のこと愛しているって言ったの、あれ嘘なの？」 「嘘じゃない、本当だよ」 「だったら買ってくれればいいじゃないのさあ」って言ってね、とうとう「分った分った。ローンか何かでもうじゃあ買うよ」って言って、やりとりを聞いてね、何ともその男性は気の毒のように思いましたし、でも女性の気持ちが分からないこともない。 「愛してる？ じゃそのしるしに指輪買ってくれない？」って言うんですね。
まあそのダイヤモンドで愛の証明を求めたことになる訳ですけれども、今は世の中にはたくさん証明書流行りと言いましょうかねえ、身分証明書をはじめ、いろんな証明書がある。 で、その中に気象証明書というのもあるそうで、たとえばコンピューターとかＯＡ機器なんか(落雷で)壊れてしまった時に、これはこのせいなんだということをちゃんと気象庁で証明してもらうっていう訳ですね。 ま、そんなような証明書がある訳ですけども。
聖書の中にですねえ、神様は、「実に、そのひとり子をお与えになったほどに」、私たちを愛してくださった(と)。(ヨハネの福音書 3章16節参照) 神様はどれほど愛してくださったの？っていうことが単なることばや何かではなくって「神は、・・・、そのひとり子をお与えになったほどに」愛してくださったということが明らかにされている、ってこれは証明なんですね。 そしてイエス・キリストは事実十字架に上で御自分のいのちを投げ出してくださった。 いのちを投げ出すほどに私たち・あなたを愛していらっしゃるという証明ですね。 ですからヨハネという人は、私はこれによってこの事実によって愛ということが分ったと言ったんですね。(ヨハネの手紙第一 4章9-10節参照)
まさにその愛は事実をもって私たちに証明してくださった。 それはあなたを愛する愛でもあるということをぜひ受けとめて欲しいと、そう思うんですねえ。
( PBA制作「世の光」2009.6.8放送でのお話しより)
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