世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。
今はペットを飼うことがまあおしゃれというか、ブームになってって言いましょうか、ブームになってから久しいでしょうけれども、本当にいろんなものを飼ってますよね。 犬や猫だけではなくってトカゲとかですね、ヘビとか。 どうしてこんなの飼うんだろうかと思うようなものも飼ったりしていますけれども。 あのう、まあ動物園で飼われているいろんな動物もいる訳ですけれども、あの動物たちは幸せなのかどうなのか、って一度聞いてみたいような気がしますけれどもねえ。 檻の中に入れてもらって餌をあてがってもらって、時には温度調節をしてもらって、もう全部きれいにしてもらってですねえ、世話をしてもらっている訳ですけれども。 でもあれはもう動物の本来の姿ではないんだろうなあ、というふうに思いますよねえ。
動物は自然の中で自分で餌を探してそして生きていく、という術を本当は知ってるはずですけれども、難しいのはそういうペット化された飼われた動物を野生に戻すってことはすごく難しいことで、自然の環境に戻してやっても餌の取り方も分からない。 いろんな危険から身を守ることも分からない、というようなことがあったりするというように言われる訳ですね。
それと同じように人間も何か最近はペット化されているというふうな言い方をされることがあります。 いい環境の中で育って大事にされて、というふうなことはまあ悪くはない訳ですけれども、私たちの人生の中では様々な思いがけない境遇に出くわすことがある訳で、いろんな問題と直面しなければならないことがいっぱいある訳で、そういう時にそれに対処する力がない、と言いましょうか、対処するコツを知らない、と言いましょうか、そういう意味では非常に飼い慣らされてしまっていて、主体的に生きるってことを失いつつあるんじゃないか、いうふうなことが言われたりする訳ですねえ。
パウロという人はこんなことを言ってますけれども、
「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」 (ピリピ人への手紙 4章11節、12節)
「あらゆる境遇に対処する秘訣」その秘訣は何かっていうと、
「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできる」(ピリピ人への手紙 4章13節) それはイエス・キリストを信頼することによってだ、という。 これがたくましい生き方だと思いますねえ。
( PBA制作「世の光」2009.6.15放送でのお話しより)
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