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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 父のもとに帰る

2009年06月19日 | Weblog
 
9月になれば更新を盛りかえしたく願っています。
どうぞ宜しく。 

またのお越しを




世の光の時間です。 お元気でしょうか。 岩井基雄です。

 先週の金曜日から学んでいる放蕩息子という喩が聖書にあります。 自分勝手に生きることを求め、父親の財産を奪うようにして家を出た弟息子と父親の話です。 この息子の噂が父に届きますが、それは悪い噂ばかりでした。 すべての財産を使い果たし、女性にも溺れ、ぼろぼろになっている、というのです。 それは自業自得であり、当然の結果です。 しかし、この弟息子は、自分のわがままさ、自分勝手な罪を認め、父親のもとに帰り始めます。 調子の良い息子のように思えます。 では父親はどのようにして彼を迎えたのでしょうか。 少し長いですが、聖書をそのまま読んでみます。

 こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。息子は言った。『おとうさん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。』 ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。この息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。』そして彼らは祝宴を始めた。   新約聖書ルカによる福音書 15章20節から24節 

 父を捨て、すべての財産を使い果たして戻ってきた息子です。 しかられてあざけられて当たり前の場面で父親のほうが息子に近づき、愛をもって包みます。 「死んでいた息子が生き返った。 いなくなっていた息子が見つかったのだ。」と、父は言います。 そして、「もう息子の資格はない」と悔い改める息子を愛する息子として迎えるのです。 ここに聖書が語る父なる神様の愛があります。 神様はあなたが自分の罪を認め、神様のもとに帰るとき、あなたを愛する息子として神の子として迎えてくださるのです。 あなたもこの神様の愛の中に帰りませんか? あなたを愛する神、父なる神様があなたを待っているのです。 

 ではまた聴いてください。 

   (PBA制作「世の光」2009.6.19放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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