世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日は聖書の中のマルコの福音書5章36節から読んでみましょう。
「恐れないで、ただ信じていなさい。」
マルコの福音書5章にはイエスの驚くべき奇跡が三つ描かれています。 一つは墓場に住みついた男から悪霊が追い出された話。 また、長い間病気であった女性が癒されたお話。 最後に、死んだ娘がよみがえったお話です。
悪霊、慢性の病気、死、これらは人間の力ではいかんともしがたい問題ですが、著者のマルコは、神の力による解決があることを実例を挙げて証ししているのですねえ。
例えば12年の間、病を患っていた女性は自分の病の癒しを求めてさまよっていました。 そしてたくさんのヤブ医者に引っ掛かってひどい目に遭い、自分のすべての財産を失っていました。 気がついたら何もかも失っていて、もう先がない。 人生にはそんなことがあるものですねえ。
しかしこの女性は最後の願いをイエスに懸けるのです。 イエスに触れば癒されるかもしれないと、この女性は考え、信仰をもってイエスに触れました。 そうしてこの女性は、信じた通りに究極の解決を得ることができたのです。
また娘を亡くした父親のお話も同様です。 イエスは、娘が死んだことを聞いて失望してしまった父親に、「恐れないで、ただ信じていなさい。」と語られました。 そして父親はイエスを信じて、息を吹き返した娘を抱くことができたのです。
イエスのもとには究極の望みがあると著者のマルコは述べています。 あなたはどう思われますか? 私は教会を最後の拠り所として訪ねてくる人々に提供できるものは、やはりこのイエスの力の物語以外にはないと思います。 為す術(すべ)尽きたと思われるような時に、どこに希望を見い出したら良いものでしょう。 希望は聖書にあります。 ぜひ、悪霊を追い出し、病を癒し、死を打ち壊す、神の力を語る教会へ出かけて、聖書のことばに耳を傾けていただきたいと思います。 希望は聖書にあるのです。
(PBA制作「世の光」2008.9.11放送でのお話しより)
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