世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。
我が家には四人の子どもがいます。 その子たちが小さい頃、みんな口々に自分の話しを聞いて欲しいと一斉に喋るので困ってしまったことがあります。 私が疲れている時には聞く余裕がなく、そのお喋りを止めるように命じてしまったことさえあります。 でも家内は本当に良く子どもたちの話しを聞いていました。 それは10年以上経つ今も続いており、感謝しています。
アメリカのスコット・ペックというクリスチャンの精神科医は、子どもの話しを聞くことが重要である三つの理由を挙げています。
第一に、子どもの話しに耳を傾けるということは、その子どもを尊重し、彼らの価値を分からせる最善の方法であり、それは彼らを認めることになる、というのです。
また第二に、子どもは自分の価値を信じれば信じる程、価値ある話しをするようになり、成長していくこと。
そして第三に、自分がかけがいのない人間と思われていることが分かってくると、子どもは熱心に親から学ぼうとし、更にかけがいのない人間になっていくのだ、というのです。
子どもの話しを聞くことは本当に大切ですね。 イエス・キリストは子どもを深く愛されました。 小さな子どもや女性が無視されることの多かった時代に、一人ひとりを大切にされました。 それは本当に人を生かす愛だったのです。 そして聖書が語る神様はあなたの心を、あなたの心の叫びをも聞いてくださるのです。
聖書にこんなことばがあります。
「主は、私のほうに身を傾け、私の叫びをお聞きになり、 私を滅びの穴から、泥沼から、引き上げてくださった。」(詩篇40篇1節、2節)
神様はあなたを心から愛し、あなたの心の叫びに耳を傾けてくださいます。 あなたは神様から愛され、尊ばれ、認められているのです。 そしてあなたの心を聞き、あなたを認めてくださる神様の愛を豊かに受けとる時、あなたもかけがいのない人として成長することができます。 そしてあなたも、他の人の心を聞くことのできる素晴らしい聞き手となれるのです。 あなたの人生が豊かに変わるのです。
ではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2008.9.5放送でのお話しより)
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