世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
日本の童謡に
「 唄を忘れたカナリヤは 後ろの山に捨てましょか ・・・
唄を忘れたカナリヤは 背戸の小薮に埋めましょか ・・・」
という文句がありますが、さえずらないカナリヤなんて無用だから捨ててしまえという訳です。 随分乱暴で残酷な歌詞なんですね。 カナリヤがなぜ唄を忘れたのかは分かりませんが、人生の悲哀を感じます。 ところがこの唄の最後に逆転があります。
「 唄を忘れたカナリヤは 象牙の舟に銀の櫂(かい)
月夜の海に浮かべれば 忘れた唄を思い出す 」
ちょっと深い意味の歌詞ですが、この上もなく大事にすれば、大切にすれば、またさえずるようになりますよ、そういう意味だと思うんです。
ふっと、旧約聖書の詩篇119篇のことばが浮かんできます。 神様のことばへの信仰の歌が溢れている詩(うた)です。 92節、93節。
「もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。 私はあなたの戒めを決して忘れません。それによって、あなたは私を生かしてくださったからです。」
この詩篇の信仰者に「あなたの戒めを決して忘れない」、そう言わせた大きな理由があったんですね。 神様のことばがこの人の人生を照らす光また道しるべであることを知ったからなんです。 それは、これまで道を踏み外し、迷い、人にも神様にも罪を犯して傷つき、苦しみ、悩み、真っ暗な人生を送っていた。 それなのに、そんな私を神様が真実のことばをもって導き助けてくださった。 それを身をもって経験したからなんです。
私たちは自分が大事にされたこと、大切にされたことを忘れません。 たとい真っ暗な人生に迷いこみ、歌を忘れているような人生であったとしても、神様のことばがそこから引き上げ、救い出してくださるからです。 このような人生を神様はあなたにも用意されているのです。
今日からあなたも神様のことばである聖書を読み始めてみてください。
( PBA制作「世の光」2008.9.20放送でのお話しより )
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TBA 2008 世の光ラリー(リスナーの集い)が 協力教会を会場に
10/29-11/3 東海各地で連日開催されます。
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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