世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。
「あなたは誰ですか?」って問われたら、あなたは何て答えますか? 「はい、私は関根弘興です」 ・・・ 「いや、それはあなたの名前でしょう。 あなたは誰ですか?」 「いや、ちょっと明るい性格です」 ・・・「それは性格でしょう? あなたはどういう存在ですか? あなたの本質は何ですか?」 ま、こんなことを言われたら訳が分からなくなってしまいますよねえ。
今日の大きな問題の一つは、自分が分からないということですよ。 自分がどういう存在であるか分からないということから来る不安定な思いを人は持っているのです。 自分は本当に愛される価値があるんだろうか、私はどこから来てどこへ向かって行くんだろうか。 分からない。 自分の存在そのものが分からない。 これが人の直面している問題の一つです。
イエス・キリストが歴史上の偉人と呼ばれる人たちと決定的に違っていることがあります。 それはイエス・キリストは御自分のあり方をはっきり知っておられたということなんですねえ。 「わたしは・・・である」という形でイエス・キリストは御自分のことを紹介されています。
例えば、「わたしはいのちのパンです。」(ヨハネの福音書 6章48節)と言われました。 それはイエス・キリストこそ人々にいのちを与えることのできる存在だと宣言されたのです。
また、「わたしは世の光です。」(ヨハネの福音書 8章12節、9章5節)とおっしゃいました。 イエス・キリストは人々の暗闇を照らすことができる存在だと宣言したんですねえ。
そして、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネの福音書 14章6節)と言われました。 「わたしこそが真理へ至る道であり、いや、真理そのものだ」と言われたのです。
歴史上の偉人たちは真理を求め、真理に至る道を知りたいと願いましたが、イエス・キリストは、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」とおっしゃったんですねえ。
もし私がイエス・キリストと同じことを言ったらどうでしょう。 「いやー、関根牧師も遂におかしくなってしまった」と言って、みんなラジオのスイッチを切ってしまうでしょうね。
ですから、そう考えると、イエス・キリストは大嘘つきの詐欺師か、または確かに神が人として来てくださった真理でありいのちそのもののお方であるか、どちらかなんですね。
当時の宗教家たちはイエス・キリストのこうしたことばに歯ぎしりしていました。 しかしイエス・キリストは決して動じることなく、はっきりと、「わたしが道であり、真理であり、いのちである」と宣言されたのです。
そしてそのお方があなたに、私に、「ついて来なさい」と招いてくださっているんです。 あなたはその招きにどう応えますか?
(PBA制作「世の光」2008.9.9放送でのお話しより)
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