世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
キリストの弟子となって当時一世紀の世界を駆け回ったパウロという人がいました。 彼は自分の歩んできた道を振り返り、こう言っています。
「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」
新約聖書ピリピ人への手紙3章13節、14節
このパウロにとって「うしろのもの」とは何だったんでしょう。 ・・・ 過去です。 しかも彼が誇りとしてきた過去です。 それらは確かに素晴らしい血統書のような花々しい経歴でした。 パウロは生まれながらに生っ粋のユダヤ人であり、当時の最高の教育を受け、宗教的にも非常に熱心な人でした。 彼はそんな民族の一員としての誇りを持って生きてきたのです。 けれどもその誇りが心の目を曇らせていたのです。 本当の人生の目標を見えなくさせていたのです。
ところが今パウロはそうした誇りをすべて「うしろのもの」とし、「忘れる」というのです。 それは今、イエス・キリストという本当の誇りを手に入れたからだというのです。
パウロは言います。 自分はこれまで魂の救いを得るには、人間として限りない努力をしなければならないと思っていたし、自分はその点で非難されることはなかった。 けれどもそのために、何と不自由な生き方をしてきたことか、何と人生に喜びや愛がなかったことか。 今は魂の救いを得るには、救い主キリストを信じる信仰だけで十分だということが分かった。 なんて素晴らしい宝なんだ。(と。)
だからいま彼は、うしろのものを忘れ、ひたむきにキリストを目指して進み、目標を目指して一心に走っている、そう宣言するのです。
あなたは今日、忘れられない辛い過去、---いやそれが輝かしい過去であっても---、そんな過去を引きずって前に進めずに苦しんではいないでしょうか。 けれども、キリストというお方を知るなら、あなたもうしろのものを忘れ、前のものに向かって進みはじめることができるのです。
このキリストをもっと深く知るために、あなたもキリスト教会を訪ねてみてください。
( PBA制作「世の光」2008.9.27放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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