世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。
ある時にイエス・キリストの弟子たちがイエス・キリストのもとに来て、こんな質問をしたことが聖書に記されています。
「先生、そのように神殿が壊されてしまうというような世の終わりは、いつ起こるんでしょうか? また、どんな前兆があるんでしょうか?」(マタイ 24章3節他参照) ま、こんな質問をしたんですねえ。
それに対してイエス・キリストは、「世の終わりには、こういう前兆があるのだ」と具体的なことばをもってはっきりとお答えになったのですねえ。 イエス・キリストは、世の終わりにはどういうことがあるのかも明確に把握されていた、という訳ですねえ。 別のことばで言えば、イエス・キリストは未来にどんなことが起こるのかを、ちゃんと知っておられた。 そして自分の行くべき将来についても、ちゃんと知っていた、っていうんです。 これは凄いことですよね。
人は何が不安かと言えば、将来がどうなるのか分からない、明日のことが分からない、ということが不安なんです。 だから明日のことが分かれば、将来のことが分かれば安心だ、って考えるんです。 ですから占いはいつの時代でも流行ります。 少しでも未来を教えてくれると思われる所に人は出かけて行くんですね。
イエス・キリストはこう言われました。 マタイの福音書の6章33節から。
「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(6章33、34節)
イエス・キリストは、明日(あす)のための心配は無用だ、と言われるんです。 なぜでしょうか。 イエス・キリストは明日のことを御存知だからです。 だから私たちが明日のことを思い煩うのではなくて、明日を御存知なイエス・キリストを信頼し、委ねて生きていく、ということを聖書は教えているんですねえ。
聖書の福音書を読むと、イエス・キリストは御自分がどういう存在か、そしてまた自分の行動に明確な使命感と目的とを持ち、そして未来をはっきり見通して生きておられた方なんです。
そのイエス・キリストが「わたしについて来なさい。」(マタイの福音書 4章19節、8章22節、9章9節、16章24節、19章21節他)と招いておられるとしたら、この方の招きに応えることは最も人生の安心の選択なんですねえ。
自分一人、間違った答案をじっと見ていたら、いつの日かそれが正解に変わるでしょうか? 絶対にそんなことはありません。 しかし答えを知っている方が共に歩んでくださるなら、本当の人生の確信を得ることができるのです。
「わたしについて来なさい。」 その招きのことばは今も語られているのです。
(PBA制作「世の光」2008.9.23放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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