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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■自分の心を聴く 〈人格の成熟のヒント〉

2008年09月19日 | Weblog

 世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。

 人を簡単に傷つける事件が頻繁に起こっています。 また、その加害者がどんどん低年齢化していることがとても気になります。 社会全体がストレスを抱えていると言っても良いかもしれませんねえ。 あなたは今、どんなストレスを抱えていらっしゃいますか?  またそれを自覚していらっしゃるでしょうか。

 深刻な問題を引き起こす要因の一つは、私たちが自分の内側に抱えている「怒り」に気がついていない。 その怒りと向き合っていないことにある、と言われています。 今あなたは、疲れや深い痛みが続き、言い知れない怒りや憤りを抱えたまま歩んではいませんか? 

 怒りを乗り越える最も大切な方法は、その怒りを認めことばで表現することだ、と言われます。 誰にも話せないこと、言えないことがあるかもしれません。 でもまずあなたが、あなたの心を聴くのです。 自分の悲しみを、自分の怒りを聴くのです。 そこにこそ人格の成熟・落ち着きが生まれていくのです。 

 聖書はこう語ります。 
主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。おのれの道の栄える者に対して、悪意を遂げようとする人に対して、腹を立てるな。怒ることをやめ、憤りを捨てよ。」(詩篇 37篇7-8節)と。 怒りを静め、憤りを捨てる秘訣は、神様の前に静まり、神様の前に祈り、自分のことばで自らの心を表現することにあります。 そして心から神様に信頼することなのです。 

 あなたがどんな不条理な苦しみや痛みの中で怒りの炎を燃やしていても、そのすべてを受けとめ理解し、本当の慰めを与えてくださる愛の神様があなたを待っているのです。 あなたも神様の前で自分の心を聴いてみませんか? そして神様の前にそのすべてを表現し、祈ってみませんか? 心を静め、あなたの心にある怒りも悲しみも、辛さも不安も、そのすべてをことばにして、どうぞ祈ってみてください。 例え拙(つたな)い祈りであったとしても、神様はあなたの思いを、痛みを、祈りのすべてを聴いて理解してくださいます。 あなたの本当の助けは、既に用意されているのです。 

 ではまた聴いてください。
 
(PBA制作「世の光」2008.9.19放送でのお話しより)


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TBA 2008 世の光ラリー(リスナーの集い)が 協力教会を会場に
10/29-11/3 東海各地で連日開催されます。

詳しくは ここをクリック--->●TBA 2008世の光ラリー日程

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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