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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■聖霊によって身ごもったマリヤ

2006年12月12日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 クリスマス、それはイエス・キリストが二千年前にお生まれになった事を記念する時です。このイエス様の誕生の経緯はとても不思議でした。それはイエス・キリストは処女マリヤからお生まれになったと記されているからです。よほど聖書を記した者は無知な人で無学で教養がないからこんな事が書けるのだとあなたは考えますか? いったいどうなのでしょう。

 処女マリヤがどのようにして身ごもったかはルカの福音書に記されています。この福音書を記したルカは何と職業は医者なんですねえ。彼は医者であり、彼は文学的な才能もありました。まさに知的レベルにおいてはトップクラスの人です。そのルカが何の抵抗も疑いもなく救い主イエス・キリストが聖霊によって身ごもった処女マリヤから生まれたと書き記しているんです。

 なぜイエス様は処女から生まれることを医者であるルカは何の躊躇もせずに書いたのでしょう。それはイエス・キリストが罪のない方として生まれた事をはっきりと最初から記したかったからなんですねえ。

 ルカはイエス・キリストの歩まれた行動の記録を詳細に調べました。どのように歩まれたか、そしてあの十字架の出来事、復活の出来事などを細かく調べました。そしてどこを見てもイエス・キリストには全く罪を見つけることはできませんでした。

 考えてみて下さい。救い主が自分に罪があったらどうでしょう。人の罪を背負う事なんてできませんよね。自分の罪のために裁かれなければならないからです。犯罪人が他の人の犯罪の罰の身代わりになれるでしょうか。決してなることができません。なぜなら自分の犯した罪のゆえに裁かれるからです。ですから私の、そしてあなたの罪を背負うことができるお方はまったく罪のない方以外にはいないんです。ですからマリヤは処女であるにも関わらず聖霊によって神の力によって身ごもったんです。それはお生まれになるイエス様こそ罪を取り除くまことの救い主であるということの証明なんですねえ。

 クリスマス、それは私たちを救うことのできるイエス様の降誕の時。感謝と讃美をもってこの方を礼拝していきましょう。そしてこのクリスマス、罪のない方としてこの方こそまことの救い主であるという事を確信する時となりますように。
 
 ( PBA制作「世の光」2006.12.12放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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