世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さあ今日も2006年クリスマススペシャルのメッセージを続けましょう。
今日はその第9回。「万民の前に備えられた救い主イエス」についてお話ししましょう。
ベツレヘムで救い主イエス・キリストは呱呱(ここ)の声(※産声)をあげられましたが、その両親が幼子を神に捧げるためにエルサレムに上りました。そこにシメオンという正しい敬虔な人でイスラエルの救いを待ち望んでいた人がいました。彼は幼子イエスを見ると腕に抱き、神を誉め讃えていいました。「主よ。今こそあなたは、あなたのしもべを、みことばどおり、安らかに去らせてくださいます。 私の目があなたの御救いを見たからです。御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの光栄です。」(ルカの福音書2章29節から32節) シメオンは神の人で、聖霊に動かされてこのことばをイエス・キリストについて語りました。この預言のことばには幼子としてこの世にお生まれになったイエス・キリストが万民の救い主として神が備えられた方であることがはっきりと宣言されています。クリスチャンになったユダヤ人の中に、異邦人がクリスチャンになるためには信じるだけでは駄目だ、ユダヤ人と同じように律法を守らなければクリスチャンになれないと言い出して教会を混乱させたことがぁりました。イエス・キリストは万民の救い主です。ユダヤ人だけの救い主ではありません。聖書の中でパウロははっきりとこう言いました。「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。」(ロ-マ人への手紙1章16節) 私たちは異邦人ですが、私たちみんなのためにイエス・キリストは備えられた救い主なのです。
聖書のことば。
「御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの光栄です。」新約聖書ルカの福音書2章29節から32節 からお読みいたしました。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」2006.12.13放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。クリスマスも近いから日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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