世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。
ある広告代理店の調査によりますと、情報には4つのタイプがあるということですね。ハウツー情報--いろんなやり方を覚える便利な情報ですね--、物知り情報--クイズなんかに役立ちそうですねえ--、やじ馬情報--ゴシップでしょうか--、それにライフ情報だそうです。そのライフ情報というのは揺れ動く現代社会の中で自分はどう生きるべきかを考えさせる衝撃度のとても高い情報、という説明がありました。
えー、ここにとっておきの情報があります。それは人間の作り出した情報ではなくて神からの情報なんですね。そして神からの情報のクライマックスと言いますとそれはキリストの御降誕。えー、この12月はクリスマスがやってきますけれども、それは神からのクライマックス、情報のクライマックスと言うことができると思いますね。
御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。」(ルカの福音書 2章10、11節)っていうことですね。神はキリストの御降誕の時に、何百年も、いや何千年も前から預言者たちを通して、人間を救う神の御計画について情報を流しておられましたけども、ついに実行なさるために御子を救い主としてこの世に誕生させなさったというニュース、それがクリスマスですねえ。まさにクリスマスこそは神からの大きな喜びの音信(おとづれ)・グッドニュースそのものなんですね。
ではなぜキリストの誕生すなわちクリスマスは大きな喜びの情報なのかと言いますと、一つは、キリストは天の父であるまことの神を私たちに示してくださるからですね。えー、霊なる神を私たちはこの肉眼で見ることはできません。しかしキリストは御自分の生涯を通して神様って方はどういう方かっていうことを表わしなさったんですね。
第二にキリストは私たちの罪のすべてを解決しそこから救い出すためにこの世に来てくださったからですね。聖書の中に、「彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」(マタイの福音書 1章21節 口語訳聖書)という意味でイエスと名づけられたというふうに記しています。罪の赦し、罪の解決は人間が長い間求めてきたものですねえ。しかしどんな方法手段をもってしても人間にとってこれはお手上げという状態で、しかしそれを見事に解決してくださる手段がついに与えられた。それがクリスマスなんですからこれ以上に大きな喜びの音信(おとづれ)はないということですね。
第三に、キリストによる罪の赦しによって私たちは永遠のいのちが保証される。キリストの復活を通してそのいのちが保証されました。これこそがまことのライフ情報ということですね。
( PBA制作「世の光」2006.12.04放送でのお話しより)
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