世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のルカの福音書から読んでみましょう。
「どんな国でも、内輪もめしたら荒れすたれ、家にしても、内輪で争えばつぶれます。」ルカの福音書11章17節
ある中学生が家を飛び出しました。いつもいつも両親の争いが絶えない家にいるのがつくづく嫌になったと言います。「どんな国でも、内輪もめしたら荒れすたれ、家にしても、内輪で争えばつぶれます。」 イエスのことばは二千年経った今もなお私たちの生活の現実をよく言い当てているものですねえ。
今年も十二月、キリスト教会ではクリスマスを祝う季節となりました。一般社会では忘年会そして年末年始の帰省や旅行を楽しむ季節です。十二月は別の言い方をすれば家族や人が集ま
り合う季節なのですねえ。
しかし、そんな人の暖かさを感じるべき季節であるのに、破れた関係、修復し得ない関係をひしひしと感じておられる方もいることでしょう。いや実際には、そういう問題がありながらも気づかないふりをしている、考えないようにしている、ということもあるかもしれません。
「どんな国でも、内輪もめしたら荒れすたれ、家にしても、内輪で争えばつぶれます。」 私たちが本当に幸せを感じるためには、私たちの身近な人間関係が平和であり祝福されていることが大切です。そのためにはどうしたら良いのでしょう。二千年もの長い間、少しの進歩もできないでいる人間の心が変えられるため何の手立てがあるのでしょうか。
このクリスマスにラジオを聞き続ける皆さんに私はぜひイエスにある望みを見い出して戴きたいと思っています。
聖書のことばです。
「キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。」 エペソ人への手紙2章14節、15節
(PBA制作「世の光」2006.12.07放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。クリスマスも近いから日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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