世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。今日も2006年世の光クリスマススペシャルをお届けします。
今日はその第3回、「世の光として来られたイエス 」というメッセージです。
新約聖書ヨハネの福音書の初めにこう宣言してあります。「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」(ヨハネの福音書1章4節、5節) イエス・キリストは世の光として来られ、その光は暗闇の中に輝いていると聖書は申します。
昔、ギリシャの哲人の一人は、真昼間にちょうちんをつけて「ああ暗い、暗い」と言って歩いたといいます。人生は暗いものですね。罪の暗さ、死の暗さ、裁きと滅びの暗さ、人生は暗闇で満ちています。神は人間イエス・キリストとなって世の光となって来て下さいました。
世の光である神の御子イエスは、第一に、人の罪と死の暗い人生を照らしてこの罪と死を明らかに示す光です。この光の前に隠れ得るものはなく、全てが神の前にそして私たちの前に明らかに照らし出されるのです。
第二にこの光だけが実は罪と死の暗闇を追い出し追放することができる光です。人がその罪と死の闇を隠すのではなく、この世の光なるキリストの前にさらけ出す時、その光は暗闇を追い払うのです。
そして第三に、「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネの福音書8章12節 )とキリスト・イエスが言われました。私たち一人一人がキリストを信じ従って歩むなら、暗闇は希望の光となり、信じる私たちは神の子となり、小さな光を輝かせることができるのです。
聖書は申します。「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」新約聖書ヨハネの福音書1章12節 のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」2006.12.06放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。クリスマスも近いから日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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