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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

防衛指針 18年ぶりに 改定 !! 

2015-04-28 08:52:15 | 政治
自衛隊と米軍、平時も一体運用協議…新指針合意(読売新聞) - goo ニュース
昨日27日夜(日本時間)日米両政府は日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き」18年ぶりになる日米」防衛協力の指針(ガイドライン)につき合意したと発表しました。

これは現在訪米中の安倍首相が手土産代わりに米軍の負担を肩代わりする合意だと思います。
新聞の論調もこの読売の様に淡々と「当初防衛を明記」とするものと朝日の様に「日米同盟の本質転換」として地球規模への補完関係を懸念しています。

アジアにおける中国の軍事的拡張や北朝鮮の核装備を阻止する事にどれだけ「現実味を感じているか平和友好に重点を置くか」の違いと思います。
まあ米国は軍事負担が減り日本は離島(尖閣)防衛のけつ持ちを米国が受けたとの安心感がポイントでしょう。

安倍政権になり何だか自衛隊の海外進出思考を感じます。
年初にISが日本人2人を人質にとってドンでもない身代金を要求した時にも書きました
自衛隊の戦死者をどの程度覚悟しているのですかね??
24万人の1%で2400人 0.5%で1200人 日本人の感覚ではとても我慢が出来る損失ですが交通事故死の4200人/年 はともかく労災死亡の1200人/年に比べてもささやかな??数ですがさてどうでしょう?

賛成でも反対でも戦死者に対する具体的思考が必要になっています。
しっかり議論を深めましょうね。


写真:陸上自衛隊(インターネットより)

読売新聞:
【ニューヨーク=白石洋一、仲川高志】日米両政府は27日午前(日本時間27日夜)、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)について合意した。

  島嶼 とうしょ 防衛を明記したほか、自衛隊と米軍の一体的な運用を調整する協議機関「調整メカニズム」を平時から利用できるようにするなど、中国の威圧的な海洋進出を念頭に、平時から有事まで「切れ目のない日米協力」を確立する内容だ。

 2プラス2には、日本側から岸田外相、中谷防衛相、米側からケリー国務長官、カーター国防長官が出席した。ガイドラインは自衛隊と米軍の役割や協力のあり方を示した文書で、見直しは1997年以来、18年ぶりとなる。

 ケリー国務長官は2プラス2後の共同記者会見で、「これは歴史的な会合だった」と強調した。

 調整メカニズムはこれまで、有事に設置する予定だった。しかし、武装外国人の尖閣諸島への上陸など、軍事侵攻とは即断できないグレーゾーン事態では設置の判断が困難とみられていた。新ガイドラインでは、米軍幹部を自衛隊に常駐させるなどして平時でも利用可能なことを明確にし、抑止力の「切れ目」をなくす。
(引用終わり)

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