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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

本物と本物の間に偽札サンドイッチ農協職員、金庫から5100万円着服徳島

2020-06-28 07:05:45 | 社会
26日に公表されたことです。
徳島北農協は支所の金庫から5104万円を着服したとして支所の男性課長(44)を24日付けで懲戒解雇にしたそうです!
なんと、金庫にあった紙紙幣の束の上下以外を模造紙幣や小額紙幣にすり替えるといった手口で着服がばれないようにしていたとの事。古典的な手口ですね! と言う事は現金の束は数さえ合っていれば中身をぱらぱらとめくる事さえしなかったのでしょうね?!
男性は「先物取引けの損失の穴埋め」に使ったそうです⤵
男性は「2019年4月に撫養支所の信用共済課長に着任し主に出納と貸し付けを担当19年4月ころから始まり20年6月頃までに繰り返していた」様です。
19年10-11月には2階の監査を行ったのに、全紙幣の確認を怠っていたとか!
管理体制が甘いのですよね! 20年5月に支所長がかわり男性が振替休日や年休を取らないことや、業務用のPCで株のチャートを確認しているのを不審に思い金庫を確認して発覚したもの! 上席の貫目がありましたね! グッジョブ!
盗んだ金は親族から返済されたため、刑事告訴はしない様です。
とは言いながら、親せきから白い目で見られ家族は地場に居られそうもありませんよね。
44歳から人生のリセットはつらいものがありそうです。

写真:一万円札

毎日新聞:
徳島北農協(徳島県鳴門市)は26日、支所の金庫から約5104万円を着服したとして、支所の男性課長(44)を24日付で懲戒解雇にしたと発表した。男性は金庫にあった紙幣束の上と下以外を模擬紙幣や小額紙幣にすり替えるといった手口で着服が発覚しないようにしていた。男性は「先物取引で生じた損失の穴埋めに使った」と認めているという。
 記者会見した農協によると、男性は2019年4月に農協撫養(むや)支所の信用共済課長に着任し、主に出納と貸し付けを担当。着服は19年9月ごろ始まり、薄茶色をした模造紙幣の束を本物の紙幣で挟むなどして札束を偽装し、20年6月までに金庫にあった1000万〜50万円の札束七つとすり替えたという。札束の一番上と一番下のみ本物で、残る98枚をただの紙にすり替えた100万円を10束重ねたものもあった。
 支所では平日の午後3時以降、金庫にある札束の数を確認していた。また、農協が19年10〜11月に2回監査を行ったが、全紙幣をめくってチェックしなかったという。
 20年5月に支所長が代わり、男性が振り替え休日や年次有給休暇を取らないほか、業務用パソコンで株のチャートを確認していることを不審に思い、6月19日に金庫を確認して発覚。既に男性の親族などから全額返済されているため、刑事告訴はしない方針。【岩本桜】

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