王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

14日 ロシア国防省幹部、汚職で逮捕相次ぐ 国防相も交代、刷新狙う動きか

2024-05-15 08:38:27 | ロシア関連
表題は「ロシア国防省幹部、汚職で逮捕相次ぐ」ですが、この前段には「12日 プーチン大統領がショイグ国防相を文民のベロウソフ氏に交代させることを決めている」と報じられ、その理由として部下の汚職問題が取りざたされていました。それと合わせ読むと「ロシア国防省のユーリ・クズネツォフ人事局長を収賄の疑いで逮捕した」のは関連があったようですね!
今度は文民の国防相との事ですが、ショイグ前国防相だって「プーチンのyes man」であるが故の登用と言われていましたからね。軍事専門知識より部下の汚職管理の方が重要問題なのかもしれません。
別紙の情報では「ロシアは戦時経済で好調」との情報が多いのですが、別紙の記事で「ロシアの欧州向けガスの販売が量的に伸びず、売り上げが計画倒れの反面、中国向けは量的に拡大も価格の面で(欧州向けより安く)これで欧州向けの落ち込みを底上げする絵にはなっていない」との記事をチラッと見ました。宇蔵ウナにしてもロシアにしても近代戦争が2年以上にもなるとどこか経済面で穴が開くのを埋めるのは大変なようです。両国ともに「不正が無いというより不正の程度の軽い方が戦時経済が続く」様な気がします。
もうしばらくは我慢比べの様に見えます。

写真:モスクワの「赤の広場」で2024年5月9日、軍事パレードを終えて退席するロシアのプーチン大統領(左)とショイグ国防相=AP 

朝日新聞デジタル:
 ロシア連邦捜査委員会は14日、ロシア国防省のユーリ・クズネツォフ人事局長を収賄の疑いで逮捕したと発表した。インタファクス通信などが伝えた。国防省では4月にも次官が収賄で逮捕されている。さらにプーチン大統領は国防相に文民を登用する人事を決めたばかりで、体制刷新を急いでいる可能性がある。
 委員会によると、クズネツォフ氏の自宅などから1億ルーブル(1億7千万円)相当を超える外貨や金貨などを発見した。参謀本部に在籍していた2021年〜23年、商業組織に便宜を図るため賄賂を受け取った疑いがあるという。
 プーチン氏は、「「。ウクライナ侵攻の長期化を見据えた改革の一環とみられている。
(引用終わり)
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