２２日 「愛している」と言われ好感、投資勧められ1.5億円詐欺被害 イタリア在住の女性、芦屋署に被害届

３０年も昔は「オレオレ詐欺」で、一人語りだった事件が、その後複数の人間が役割分担して相手を騙す「特殊詐欺」に替わって、その別系で「国際結婚詐欺」さらにはここ２年ほどでは「有名人を誘いの窓口に使う金融詐欺」にまで騙しの手口が広がっている様です。

今日見つけた事件は「その三つを織り込んだ複合詐欺がおきた」様です。

イタリア在住の日本人女性（５９）が【 外国人を装い、相手に恋愛感情を抱かせる手口で女性に近づき、投資をする様に誘い昨年３ケ月間に１億５千万円を騙された】様です。相手に教えられたサイト上では利益が出ているように表示されていたが、入金を繰り返し求められたことや、インターネットでロマンス詐欺の手口を知ったことで被害に気付き兵庫県芦屋市に自宅がある芦屋署に被害届を出したそうです。

いつも思うのですが、ある所には（お金が）在るものです。

写真：兵庫県警芦屋署＝芦屋市公光町 

神戸新聞NEXT:

２２日午前、イタリア在住で兵庫県芦屋市にも自宅がある日本人女性（５９）が「交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った男から投資名目で約１億５千万円をだまし取られた」と芦屋署に届け出た。同署は外国人を装い、相手に恋愛感情を抱かせる「国際ロマンス詐欺事件」とみて調べている。

　同署によると、女性は２０２３年４月１９日、自称日系米国人を名乗る男とインスタグラムで知り合い、ＬＩＮＥ（ライン）でやりとりするようになった。「愛している」などと言われ、ＳＮＳの写真の容姿にも好意を抱いたという。外国為替証拠金取引（ＦＸ）投資を勧められ、女性は投資資金として、７月２４日まで１７回にわたって計約１億５千万円を指定された銀行口座に振り込んだ。

　相手に教えられたサイト上では利益が出ているように表示されていたが、入金を繰り返し求められたことや、インターネットでロマンス詐欺の手口を知ったことで被害に気付き、帰国後に同署に届け出た。

（引用終わり）