昨日5日のニュースですが、群来は2日程前から起きている様です。
どこを見ても自粛とかネオンに光が入らない、人が歩いていないと暗い報道が続いています。
しかし報道によれば道北の小平町鬼鹿海岸には2日続きで、ニシンの大群が押し寄せ、オスの白子で海が白濁する群来と呼ぶ現象が起きているそうです。
早速北海道の地図を出して睨むと日本海側 留萌の北10キロほどに小平町(おびらちょう)がありました。
嘗ては花田家ニシン番屋なんて立派な御殿の様な家屋があった様です。
町のHPより
浜爺がサラリーマンの頃: ♪ あれからニシンはどこにいったやらー ♪
なんて歌謡曲が有りました。
あれからとは戦前から?ですかね!
最近では、漁協の努力なども有り石狩湾系のニシンはやや回復傾向にあるとか?!
取り手が居るのか? 市場はあるのか? 景気の悪い話ばかりの中、少しはホッとするお話です。
2010年の記事で小樽でシーズン373トンの漁獲と有りました。
すこしでも続いてくれると良いですね!
地場の漁師さん 頑張ってください。
写真:海を白く染めた群来 4月4日 小平町の海
朝日新聞:
北海道の日本海沿岸はニンン漁にわいている。道北の小平町鬼鹿の海岸では4日、ニシンの群れが産卵で押し寄せ、海が白子(精子)で白く濁る「群来(くき)」が現れた。2日連続だ。
群来が見られたのは、かつてニシン漁で栄華を極めた旧花田家番屋(国の重要文化財)の北側で、海岸線約200メートルにわって広がり、沖では漁船がニシン網を引き揚げていた。海の上ではカモメが大騒ぎで、こぼれたニシンをいただこうと漁船の周りを飛び交っていた。
この時期の群れは、石狩湾系のニシンで、小樽周辺から産卵のため、北上しているとみられる。鬼鹿では1週間ほど前からだが、南隣の留萌市周辺では1カ月ほど前から取れだした。地元の漁業に詳しい70代の男性は「この時期もニシンは取れていたが、漁は少なく、これだけ大きな群来がみえたのは覚えていない」という。
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