タリバン最高指導者死亡=和平協議前日、米無人機攻撃で―パキスタン(時事通信) - goo ニュース
昨日1日パキスタンの政府筋が反政府勢力「パキスタン・タリバン運動」の最高主導者ハキムラ・メスード容疑者が死亡したと明らかにしタリバン側もそれを認めたそうです。
さて指導者死亡の原因ですが「米軍の無人機によるミサイル攻撃」の様です。
まず無人機による誤爆で民間人に被害が及ばなくて何よりでした。
次ですが2日には政府とタリバンとが「和平交渉」の予定だったそうですが指導者爆殺に態度を硬化した胎盤は協議をボイコットの様です。
まあ一般的にはそうですよね。
素人でも考え付くのは「強硬派のリーダーを殺して和平派のリーダーに期待する」或いは「全員強硬派なら順次爆殺して軟化を誘う」です。
さて米軍は何を狙って爆撃を行ったのでしょう。
fiascoという英語があります。大失敗、口語でいえばどへまをこくと言うような意味らしいです。
別人を狙ったのにリーダーを爆殺してしまったらそれですよね! でもそれが契機で和平機運が高まればfiasco 変じてluckyチャチャチャです。
さてどうなるでしょう? 米軍は長期軍事行動の予算も限りが有るでしょうからオバマ大統領による政治的指導に期待するところ大です。
しっかり見守りましょう。
写真:メスード指導者(2008年AP)
時事通信:
【ニューデリー時事】パキスタン政府筋は1日、米国の無人機攻撃で、反政府勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)の最高指導者ハキムラ・メスード容疑者が死亡したと明らかにした。TTP関係者も地元メディアに同容疑者の死亡を認め、2日に葬儀が行われると語った。
TTPは2日に政府代表団と和平協議を行う予定だったが、メスード容疑者殺害で態度を硬化させ、協議をボイコットするとみられる。和平に向けた努力を台無しにされたパキスタン政府の対米感情が悪化するのも確実だ。
政府筋によると、無人機は1日、北西部の北ワジリスタン州で、TTP幹部らがモスク(イスラム礼拝所)での会合を終え、車に乗り込んだところをミサイルで爆撃。乗っていたメスード容疑者ら幹部6人が死亡した。
(引用終わり)
昨日1日パキスタンの政府筋が反政府勢力「パキスタン・タリバン運動」の最高主導者ハキムラ・メスード容疑者が死亡したと明らかにしタリバン側もそれを認めたそうです。
さて指導者死亡の原因ですが「米軍の無人機によるミサイル攻撃」の様です。
まず無人機による誤爆で民間人に被害が及ばなくて何よりでした。
次ですが2日には政府とタリバンとが「和平交渉」の予定だったそうですが指導者爆殺に態度を硬化した胎盤は協議をボイコットの様です。
まあ一般的にはそうですよね。
素人でも考え付くのは「強硬派のリーダーを殺して和平派のリーダーに期待する」或いは「全員強硬派なら順次爆殺して軟化を誘う」です。
さて米軍は何を狙って爆撃を行ったのでしょう。
fiascoという英語があります。大失敗、口語でいえばどへまをこくと言うような意味らしいです。
別人を狙ったのにリーダーを爆殺してしまったらそれですよね! でもそれが契機で和平機運が高まればfiasco 変じてluckyチャチャチャです。
さてどうなるでしょう? 米軍は長期軍事行動の予算も限りが有るでしょうからオバマ大統領による政治的指導に期待するところ大です。
しっかり見守りましょう。
写真:メスード指導者(2008年AP)
時事通信:
【ニューデリー時事】パキスタン政府筋は1日、米国の無人機攻撃で、反政府勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)の最高指導者ハキムラ・メスード容疑者が死亡したと明らかにした。TTP関係者も地元メディアに同容疑者の死亡を認め、2日に葬儀が行われると語った。
TTPは2日に政府代表団と和平協議を行う予定だったが、メスード容疑者殺害で態度を硬化させ、協議をボイコットするとみられる。和平に向けた努力を台無しにされたパキスタン政府の対米感情が悪化するのも確実だ。
政府筋によると、無人機は1日、北西部の北ワジリスタン州で、TTP幹部らがモスク(イスラム礼拝所)での会合を終え、車に乗り込んだところをミサイルで爆撃。乗っていたメスード容疑者ら幹部6人が死亡した。
(引用終わり)
イスラム教国の中でも、アラブの春を受けた原理主義の台頭において、同じ轍を踏まないべく、いろいろと反面教師になる政権だと思います。過激派の学生達によって、結成され、イスラム法における原理と、実践から来る現実との差異を知らず、極めて原理的過ぎる、支配を敷いたそうですが、アフガンを代理戦争とした、冷戦体制の負の遺産でもあるでしょう。
ムハンマド・オマル師などは、何を思ったか、ビンラディンに心酔して、ほとんど操られていたそうですが、アルカイダなどの過激派の指導者を観る限り、イスラム支配を世界に敷いて、侵略する事しか考えていないように思います。宗教支配は、公共に資する事が前提であり、その意味では、政教分離を実現しているトルコが成功例ですね。イスラム諸国は、新たなテロの台頭に対して、先手を打った自己改革に迫られていると思います。
パキスタン・タリバンについては、越境活動をしている分子で、マララ・ユサフザイさんの殺害を画したようですね。