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29日 米大統領補佐官 中国 習主席と会談 “意思疎通継続が重要”

2024-08-30 10:10:17 | 中国関連
【ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は、28日まで北京で王毅外相と会談したのに続き、29日、習近平国家主席と会談しました】と報じられました。
バイデン政権の対中基本原則をハリス副大統領に変わる(かも知れない混乱期に)念押しするための訪中に見えました!
この2日ほど前、Newsweek Japan が「2024 北戴河の集まり(毎年夏中国共産党指導部の非公式会議)以降、公式行事に顔を出さないのは重病説、失脚説や新世代の右派躍進など」との長文を報じていました。同趣旨の話はここをクリック⇒16日李強首相が国務院を代表して「習近平主席を否定したか」にも通じます。
大事な点は「29日習近平国家主席は米高官と握手をした」ことにあります。少なくとも、重病説や軟禁説は消えました。
でも、中国経済の停滞は隠し切れないようで、大卒者の就職難とそれに伴う社会の不満は抑え込むのが難しそうな事は素人目にも判ります。何かが起こる前兆なのかもしれません?!
写真:習近平国家主席と握手する米安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官 

NHK;
アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は、28日まで北京で王毅外相と会談したのに続き、29日、習近平国家主席と会談しました。

会談の冒頭、習主席は「変化が激しい世界では、分断と対立ではなく、調和と協力が必要だ。安定し持続可能な両国関係への中国の決意は変わらない」と述べました。

これに対し、サリバン補佐官は「バイデン大統領は、競争が衝突や対立へと向かわないように、両国の関係を管理していくことに責任を持って取り組んでいる。バイデン大統領は今後数週間のうちに再びあなたと対話できることを楽しみにしている」と応じ、今後数週間以内に計画されている電話での首脳会談に期待を示しました。

会談では、対立が続く台湾や南シナ海情勢のほか、ロシアによるウクライナ侵攻などをめぐり、意見が交わされたということです。

会談後の記者会見で、サリバン補佐官は、ことし11月に、南米でAPEC=アジア太平洋経済協力会議やG20=主要20か国の首脳会議が行われることに関連し「両首脳がもし出席するのであれば、そこで会談する機会を持つのは自然なことだ」と述べたうえで、電話での会談に加え、意思疎通を継続させていくことが重要だという考えを示しました。
サリバン大統領補佐官「選挙に対する干渉 容認できない」
アメリカの大統領選挙が11月に控える中、サリバン大統領補佐官は記者会見で「中国政府の高官と会うたびに、選挙干渉の問題をとりあげ、アメリカの選挙に対するいかなる国の干渉も容認できないという考えをはっきりと伝えている。今回も同じだ」と述べ、今回の中国への訪問でも中国側に対して大統領選挙に介入しないよう警告したということです。

また、大統領選挙で民主党の候補者でもあるハリス副大統領に関して中国側からどのような質問があったのかと記者に問われ、「私からは説明しない。ただ、ハリス副大統領は、バイデン政権の外交政策チームの主要なメンバーであり、インド太平洋地域における戦略の立案と実行に携わってきた」と述べ、ハリス副大統領とバイデン大統領の対中政策に変わりはないとの考えを示しました。
(引用終わり)
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