王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

GWの登山客ら遭難相次ぐ…「ホワイトアウト」の槍ヶ岳では男性3人死亡

2021-05-05 09:35:55 | 社会
3日は横浜でも西から天気が崩れ夜分には雨との予報でした。昼過ぎににわかに曇り雨がパラパラと言う一瞬が有りましたから不安定な天気だなーとは思っていました。そんな中で谷川岳では3人が遭難して救助されましたが、次々と死亡が確認されています。3人の内、二ノ宮さん(49)が2時半頃滑落し、他の1人が救助を要請したところ、3日夜二ノ宮さん4日朝に他の2人を救助しましたが収容後に3人とも死亡が確認されました。付近の山小屋の主の話では2時半頃は氷点下マイナス9度、一帯はホワイトアウト(吹雪で周辺は見通せない状況)だったそうです。春山は怖いですね。
亡くなった3人のご冥福をお祈りします。  合掌

写真:槍ヶ岳で救助活動を行う県警山岳遭難救助隊員(4日午前)=長野県警提供 

読売新聞:
長野県警の発表によると、3人は岐阜県中津川市、会社員田口貴章さん(28)と同県土岐市、会社員西尾英昭さん(37)、愛知県一宮市、派遣社員二ノ宮宏之さん(49)。3人は槍ヶ岳登頂を目指して岐阜県側から3日に入山したが、同日午後2時半頃、途中の峠・飛騨乗越のっこし(標高約3010メートル)付近で二ノ宮さんが滑落し、救助を要請していた。
 地元の救助隊などは3日夜に田口さん、4日朝には西尾さんと二ノ宮さんを発見し、県警ヘリで搬送したが、いずれも死亡した。
 山頂の山小屋支配人の男性(52)によると、3人が遭難した当時、周辺は猛吹雪で周囲が見えなくなる「ホワイトアウト」のような状況で、「キャンセルする登山客もいた」と話す。
 金沢市の医王山いおうぜん(939メートル)では4日午後、親子3人が行方不明になった。
 富山県警南砺署によると、行方不明となったのは、同市の薬剤師飯田泰広さん(44)、飯田さんの長男影虎君(10)、長女千尋さん(8)。飯田さんは、義母の丹波美津子さん(69)らと入山したが、同日午後5時半頃、丹波さんから「帰り道がわからなくなった」と家族を通じて119番があった。その後、丹波さんは無事救助されたが、3人とは連絡が取れず、同署などは行方を捜索している。
 群馬県みなかみ町の谷川岳(1977メートル)では、4日午前8時40分頃、東京都板橋区、警視庁警察官小長井健司さん(43)が倒れているのが見つかった。小長井さんは死亡し、県警は登山道から滑落したとみている。一緒に入山した登山仲間の同僚女性(52)が2日午後、救助を求める電話をしていたが、女性の行方はわかっていない。2~3日の谷川岳は天候が不安定で吹雪になることもあったという。
 同県片品村の至仏山しぶつさん(2228メートル)でも4日午前7時頃、横浜市港南区、無職三城みしろ郷惟のりたださん(82)が麓の登山道で倒れているのが見つかり、約3時間後に死亡が確認された。三城さんは3日、仲間4人と入山後、コース外を滑るスキーに1人で出かけたまま戻っていなかった。
 岩手県滝沢市の岩手山(2038メートル)では4日午前10時頃、1人で登山していた福井県鯖江市、会社員清水美幸さん(46)が山頂付近で倒れているのを発見され、死亡が確認された。清水さんは3日夕、「強風で動けない」と119番し、4日早朝から県警と消防が捜索していた。
(引用終わり)
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