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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

福島原発 未明に2400トン放水

2011-03-20 07:53:12 | 福島原発事故
連続放水13時間半、2400トン放つ 東京消防庁(朝日新聞) - goo ニュース

昨日19日午後0時過ぎ東京消防庁のハイパーレスキュー隊による福島原発3号機に対する放水が開始されました。
当初7時間の放水ときいていましたから夜分には何か分かるかと期待していました。
しかし夜10時のニュースキャスターでは具体的に言及が無かったようです。
今朝20日のウェブニュースを見ると午前3時40分に放水が終了したと報じてます。
何と放水時間を延長して延べ13時間半で2400トンの放水をした計算とか。
目標の燃料プール容量が1200トン程と聞きますので3割がプールに入ったとしても有意(心持とか気のせいでなく)にプールの水量は上がった事でしょう。
それを推測させる事象として放水後これも明らかに放射線の検出数値が低下したそうです。
今朝早くこのハイパーレスキュー隊の幹部が会見していましたが「全員無事撤収(放射能汚染なし)」と語っていました。
隊員本人は命がけ、留守家族は無事を願うばかりでしたでしょうが「目的を達して命を全うする」という見事な実績を示しました。
浜爺は隊員諸氏と家族の皆さんに感謝の念を表し敬礼いたします。

取り敢えず応急手当が効果を出してる間に本格的対策(外部電力の接続)が奏効する事を願っています。

その一方で福島で原乳とホウレンソウから食品衛生法の暫定的な基準値を超える 放射性物質が検地されたそうです。取り敢えず命に関わる量ではありませんが末端に物不足の折、風評被害が気がかりです。その元は福島原発を管理下に収める事ですよね。

さて被災地を助ける自治体の動きも活発で心強い限りです。
この緊急時に手柄比べをしている場合ではありませんが当地横浜市と神奈川県の活動を見聞しないのは残念です。
まあ神奈川県は松沢県知事の「都知事選出馬辞退のお粗末」の後ですから仕方ないにしても横浜市が積極的に「この非常事態に救援の声を上げない」のは残念です。
市長の小母さんは民主党のはずで政府に代わってでも頑張ってみせる必要があるのでないかと思うのです。
福島にばかり目が言っていたら海外ではリビヤに対して多国籍軍が軍事攻撃を始めた様です。
内外ともに複雑な様相を呈しています。
落ち着いて見守りましょうね。


朝日新聞:
東京電力福島第一原子力発電所3号機の冷却作業で、東京消防庁の緊急消防援助隊による本格的な放水が20日午前3時40分に終了した。19日午後2時すぎに始まり、約13時間半にわたって連続して行われた。2400トン以上の海水が放たれた計算だ。

 福島第一原発の海際に設置した「スーパーポンパー」と呼ばれる送水車で海水をくみ上げてホースで送り、最大22メートルの高さから放水できる「屈折放水塔車」から連続的に水を放った。

 毎分約3トンのペースで放水を続け、約13時間半で計約2430トンを放ったことになる。3号機の使用済み燃料貯蔵プールの容量は約1千トンなので、仮にプールが空でも、これを満たすことができる量を上回った計算だ。

 屈折放水塔車は無人での稼働が可能で、13時間半のうち大半は無人による作業だったとみられる。この間、車両に給油する必要はあったという。

 東京消防庁は19日、新たに車両14台と隊員102人を、先発した139人の交代要員として現地に追加派遣した。(引用終わり)


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