王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

レゴのような銃を製造、米企業に批判殺到

2021-07-19 11:15:21 | ビジネス
本当に良くできてますね。 「レゴ」のブロックで作った銃にそっくりです。
報道によれば米国ユタ州の銃メーカー カルバー・プレシジョンが、けん銃「グロック」のカスタマイズ版としてレゴブロックに見えるカバーで覆われた「グロック19」を製造し発売を考えていたようです。
「グロック」はオーストリアの有名銃器メーカーですから、この話とは直接関係は無いようです。銃規制団体がこれに気が付いて「レゴ社」にこのことを連絡したそうです。レゴはカルパー・プレシジョンに「中止通告書」を送ったと述べた。銃器メーカーも言い分は有った様ですが、取り敢えずこの作品は「レゴ社」の中止勧告に従うことになったそうです。
日本ではありえねー話ですが、米国だとレゴもどき拳銃を発射し殺人や傷害事件が無きにしも非ずでした。 ほッ!

写真:レゴの様な銃

BBC News:
デンマークのブロック玩具「レゴ」に似た拳銃を製造したとして、アメリカの企業が批判を浴びている。
米ユタ州の銃メーカー、カルパー・プレシジョンは、拳銃「グロック」のカスタマイズ版として「ブロック19」を製造。レゴブロックに見えるカバーで覆われている。
同社は、「射撃スポーツの純粋な楽しさを強調した」と説明している。
レゴ社は、書簡でブロック19の製造を中止するよう求めた。
銃規制を求める活動家も、ブロック19は無責任で危険だと批判した。
銃規制団体「Everytown for Gun Safety」のシャノン・ワッツ氏は、先週レゴにブロック19について連絡したところ、レゴはカルパー・プレシジョンに「中止通告書」を送ったと述べた。
ワッツ氏もカルパー・プレシジョンを批判。子どもたちが銃火器に興味をもち、「たとえ銃がおもちゃに似ていなくても」使うようになるリスクがあると指摘している。
銃は「みんなのもの」
カルパー・プレシジョンは声明で、ブロック19は銃が「みんなのもの」であることを示すために製造したと説明。「責任感を持って銃を所持し、射撃することは、本当に楽しい活動だ」と述べた。
また、ブロック19を買えるのは銃の所持が許可された人物に限られると付け加えた。
同社のブランドン・スコット社長は米紙ワシントン・ポストの取材で、弁護士と協議した結果、レゴの要請に従うと決めたと話した。
それ以降、ブロック19はカルパー・プレシジョンのウェブサイトに掲載されていないようだ。
アメリカでは、玩具メーカーが本物の銃にそっくりなおもちゃを作ることは法律で禁じられている。一方、銃火器メーカーがおもちゃに似た製品を作ることは明確には禁じられていない。
同国では子どもが関わる銃火器の事故が増加している。昨年はそうした事故で140人以上が亡くなったという。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大谷翔平9回に後半戦初アーチ... | トップ | 19日 【国内感染】新型コ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビジネス」カテゴリの最新記事