王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

両陛下 英国へお出でまし!

2012-05-17 07:18:57 | 天皇家
両陛下、英国へ出発(時事通信) - goo ニュース

昨日16日午前天皇、皇后両陛下は羽田空港から英国訪問にお出でましなされました。
エリザベス女王の即位60周年の午餐会に出席され20日に帰国のご予定とか。
昨日朝のTVニュースはいろいろな角度で昔の話を取り上げていました。
両陛下が英国をご訪問されるのは5年ぶり7回目でそうです。
何かと(外国上の気兼ね無く)ご訪問し易いし穏やかなご関係が続いている様に見受けられます。

朝のTVニュースでは天皇陛下の皇太子時代のエピソード定番「エリザベス女王の戴冠式に参列」を映像でながしていました。
浜爺もこのブログで何度か書いていますが「小学生の時、学校行事の一環で本町4丁目の通りに日の丸を持って皇太子殿下の訪英」をお見送りしました。
「天皇陛下のご名代でエリザベス女王の戴冠式に参列するためプレジデント・ウイルソン号で横浜から出発」とのお話をされたと覚えています。当時はラジオしかありませんが未だに覚えています。

そのときからずーと長い間浜爺にとって皇太子殿下とは「明仁様」が頭に浮かび天皇陛下と言えば先帝昭和天皇が焼き付いているため今上陛下が天皇に即位されても「天皇陛下と聞けば先帝、皇太子殿下と耳にすれば今上陛下のお顔が浮かぶ期間がズーと続きました」

さすがにここ数年では「天皇陛下と皇太子殿下のお顔」は実情と重なるようになりました。

さて天皇陛下は今年になり2度目の心臓手術を受け予後は良好の様ですがそれでも肺に溜まった水を抜く手当を受けていらっしゃいました。
その時にも触れましたが息子4二人と孫4人がいる77歳の老夫婦が仕事の一線に立つのはあまり自然に見られません。
天皇陛下は訪英直前仙台での会議に参加の後、大震災の避難先を慰問され被害者にお声を掛けてから帰京されたそうです。
誠に身を粉にして見えるお働きですがここで感心してるだけでは贔屓の引き倒しになりかねません。
浜爺には恐れながら「公務にお出かけの時だけが救い」の様に見えてなりません。

跡継ぎの長男の嫁は病弱、子供は娘、二男は一男二女 民間ならさまざまな代案が考えられるでしょう。
ご訪問先の英国王家は皇太子の不倫と再婚 そしてその皇太子は(多分)王位に就けないと言われる幅の広さ いろいろお考えになる対象を目の前にされるのは良い事だと思います。
まあそれでも今上陛下は「先帝の遺訓を堅守し象徴天皇に徹し政治的発言を一切されませんから英国王室流の闊達さは望みえません」
小さな一族が「皇室典範」に縛られ実態に合わない暮らしを止む無くされています。
この状態を解決するには天皇ご一族と国民の気持ちの一致が不可欠ですが議院内閣制では国民の総意を集約するに至りません。
三権(司法・立法・行政)の統合者が居ない日本国の苦難の時は天皇家にも国民にも続きます。


写真:英国へお出でまし

時事通信:
天皇、皇后両陛下は16日午前、羽田空港発の政府専用機で英国公式訪問に出発された。両陛下の外国訪問は2009年7月のカナダ、ハワイ訪問以来約3年ぶり。

 18日にロンドン郊外のウィンザー城で開かれるエリザベス女王の即位60周年を祝う昼食会などに出席し、20日に帰国する。

 出発に先立つ行事で、天皇陛下は「女王陛下にお祝いをお伝えできますことをうれしく思っています。東日本大震災で支援活動を行った英国の関係者に感謝の気持ちを伝えたい」などとあいさつした。

 この後、両陛下は皇太子ご夫妻ら皇族方、野田佳彦首相夫妻らの見送りを受け、政府専用機に乗り込んだ。 
(引用終わり)


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