15日夜(現地時間)米大統領選の共和党指名候補争いは(日本時間16日午前)、「初戦となるアイオワ州の党員集会が行われ、ドナルド・トランプ前大統領(77)が勝利を確実にした」と報じられました。
スマホのニュース速報でも16日昼過ぎには「トランプ前大統領の初回予備選勝利」を伝えていました。
AP通信によると、開票率89%で、トランプ氏は50・9%を獲得。フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で、2位争いを繰り広げているそうでトランプ候補は2位のニッキー・ヘイリー氏に大差をつけています。
バイデン政権発足と同時にトランプ前大統領の動静は、日本のマスコミに裁判問題以外は無視に近い状態でしたが共和党員にとっては期待の星の様に見えます。80近い恒例の大統領候補に新鮮味は感じられませんが、MAGAは共和党員を鼓舞しているとは日本政府も動静を見守らないと方向を失いそうです。
写真:トランプ氏=ロイター 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
【デモイン(米アイオワ州)=田島大志、淵上隆悠】米大統領選の共和党指名候補争いは15日夜(日本時間16日午前)、初戦となるアイオワ州の党員集会が行われ、ドナルド・トランプ前大統領(77)が勝利を確実にした。米メディアが一斉に報じた。大統領への返り咲きを目指すトランプ氏にとって、思惑通りのスタートとなった。
共和党指名候補争いは、各地の党員集会・予備選が6月まで続く。初戦は今後の選挙戦の流れを左右するだけに、全米でも高い注目を集めている。
AP通信によると、開票率89%で、トランプ氏は50・9%を獲得。フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で、2位争いを繰り広げている。
トランプ氏は15日夜、デモイン市内で勝利集会を開き、共和党や民主党など立場の違いに触れながら「今はみんなが、私たちの国がひとつになるときだ」と語った。
全米の世論調査で約6割の支持を得て独走するトランプ氏は、アイオワ州でも50%前後の支持率で抜け出していた。事前の世論調査通りの結果をほぼ得られたことは、党の指名獲得に向けて弾みとなりそうだ。
トランプ氏は昨年、連邦議会占拠事件など四つの事件で起訴されているが、初戦の勝利により、党内レースへの影響がほぼないことを示した。
デサンティス氏は州内の全99郡を回るなど、各候補の中で最もアイオワ州に注力した。だが、「ミニ・トランプ」とも称されるデサンティス氏の政策はトランプ氏と共通点が多く、支持は広がりを欠いた。今回の結果が苦戦とみなされると、早期撤退を求める声も上がりそうだ。
ヘイリー氏は党員集会を前に、トランプ氏について「彼には混沌こんとんがつきまとう」と強調し、批判のトーンを上げたが、差は縮まらなかった。23日に予定される次戦のニューハンプシャー州予備選の世論調査ではトランプ氏に迫っており、ここでの戦いが正念場となる。
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