この24日が来るとロシアのウクライナ侵攻が2年目に入ります。
恐るべき消耗戦になってきています。ロシアによる大規模な空襲が有りそうとか、ウクライナが反撃の気配等、真偽が判らない情報のほか、東部戦線ではバフムトの激戦で双方が勝ったと発言している様で一進一退の激戦の様です。
そんな中、20日(現地時間)米国のバイデン大統領がポーランドから鉄道経由でウクライナの首都キーウを電撃訪問しマリインスキー宮殿でゼレンスキー大統領夫妻の歓迎を受けました。
これがその写真です(ネットから)
市内も徒歩で視察した様です(ネットから)
ミサイルによる空襲も有る中、随分思い切った行動で、NATO軍の中核である米国の大統領がウクライナ訪問とは政治的効果が大なのは間違い有りません。
その上5億ドルになる追加軍事支援を約束したそうです。従来より距離の長い砲弾など考えているとか。わずか5時間の滞在だったそうですが、ウクライナ側としては心強かったと思います。
さて、どちらの側からの大攻勢になるのかは「この戦線膠着状態の中でどれだけ武器弾薬そして兵員を集める事が出来たか」それ次第でしょうか?!
写真:20日、ウクライナ首都キーウで行われたゼレンスキー大統領とバイデン米大統領の首脳会談(ウクライナ大統領府提供、ロイター=共同)
共同通信:
【キーウ共同】バイデン米大統領は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。バイデン氏のウクライナ入りは昨年2月の侵攻開始以降初めて。バイデン氏は「ウクライナは弱く、欧米諸国は分断されていると考えたプーチン(ロシア大統領)は完全に誤った」と欧米の結束を誇示。5億ドル(約670億円)規模の追加支援を行うと表明した。
24日で侵攻開始から1年。バイデン氏には、断続的に攻撃を受ける首都に自ら乗り込むことで、各国の支援が減速するとの懸念を払拭する狙いもありそうだ。
バイデン氏は20日中にキーウを離れた。AP通信によると、滞在は5時間程度だった。米政府高官によると、米軍が駐留していない戦地への大統領訪問は前例がなく、バイデン氏自身が決断した。不測の衝突を避けるため、出発の数時間前にロシアに事前通知した。
東部で激戦が続く中、ウクライナが求める戦闘機などの強力な兵器供与には、米国やドイツなど主要支援国は慎重な姿勢を取っている。
(引用終わり)