WMOが14日ジュネーブで発表した事を日本のマスコミ数社が報じています。その紹介に北極圏とだけ、ロシアのサハ共和国とある記事、さらにはサハ共和国のベルホヤンスクを図示してある記事と表現はいろいろです。浜爺はベルホヤンスクを図示している記事を選びました。
同じ図をここ本文にもコピペします。
WMOは、ロシア極東サハ共和国のベルホヤンスクで昨年6月20日に観測された38度を、北極圏の観測史上最高気温と正式に認定したそうです。
日本の夏の気候で38度だとしても体温より厚いのですから屋外で動けば命がけになりますが、まさに図で見るように北極園で38度となれば「異常としか言いようが有りません」そういえばこの頃、ツンドラの下の亜炭の様なものが燃えてシベリアで火災が起きているなんて報道を見た気がします。
この様な現象が世界各地で起きれば干ばつや自然火災その反対で洪水が起きるのも当然かな?!と思ってしまします。昨年の梅雨以降、揚子江や黄河流域で大洪水が続き今年になっても鄭州の地下鉄や高速道のトンネルに大水が入り人命に被害が有りました。
COP26によればCO2が増えているための様ですが、何が原因にせよ干ばつも洪水も放置しておくと地域の人が食えなくなり政情不安の要因になりますから、知恵を絞らないといけません。
写真:ロシア・サハ共和国、ベルホヤンスク、モスクワ
共同通信:
【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は14日、ロシア極東サハ共和国のベルホヤンスクで昨年6月20日に観測された38度を、北極圏の観測史上最高気温と正式に認定した。南極半島にあるアルゼンチンのエスペランサ観測基地で昨年2月6日に観測された18.3度も今年7月、南極大陸の過去最高気温とWMOが認定済み。
南北両極での一連の記録更新について、ターラスWMO事務局長は「気候変動への警鐘が鳴らされている」と懸念を示した。
WMOは米カリフォルニア州のデスバレーで昨年8月と今年7月に観測された54.4度が、今世紀の世界最高気温かどうかを精査中。
(引用終わり)